何億分の一 60* ページ11
「ウソ…つき…治ま…な」
俺の腕にしがみついたまま抗議の言葉を吐いてまた涙する。
「好き…って言って」
「ふぇ…」
驚いた顔がふにゃりと笑顔になってすぐに言葉はかえってきた。
「好き…りゅうせぃさん…好き」
「ちょっ…待って待って…」
「んっ」
思わず抱きしめてしまった…いやその顔は反則やろ…俺の大好きなとも…ホンマに可愛ええ。
ちゅって今度は啄むように唇にキスをした。
「も…もっと」
「あ〜もう」
約束やのに…こう言うことはダメやってともが決めたのに。
「知らんて…」
キュッと細い腰を抱き寄せると足の間に組み敷いた。
上から見るともは小さく震えていて…けど、縋るような目つきはこれから起こる事を期待するようにうっとりとしていた。
「なあ…後悔せぇへんの?」
「りゅせ…さん…好き」
ホンマに何か盛られてしまったんやろうか?って言うくらい従順で純粋。
少しは目を覚ませ…とばかりにキュッととも自身を握り込む。
「ひっ…ぅん…あっ、だめ」
気持ち良かったのか身体を二つに折って額をすり寄せてくる。
「なに?…気持ちいいの?」
こくこくと頷くともにホンマに俺の方が限界ギリギリ。
「ごめ…なさ…また」
それを言うなら俺の方もごめんなさいなんやけどぉ。
もう我慢の限界や…ともの細っこい腰を掴むとクルンとその身体を裏返した。
「んっ…な、なに?」
「ごめんなとも、俺もちょっとだけええやろ?」
後ろからむっちりとしたヒップの先にある太腿をそっと開く。
「ひっ…あっ…りゅせさ」
「約束は守るで」
少しだけホッとして力の抜けたともを見て安心して己を挟み込んだ。
「これなら二人とも気持ちええやろ?」
本番さながらに腰を前後し、もちろんとものものやって刺激を与えた。
「ぅあん…あっ、あんっ…やっ」
「んっ…ええよとも…可愛ええ…」
逃げる腰もガッチリと捕まえた…気持ち良すぎてどうなっても知らんで。
「んっ…りゅ…せぃ…あっ…あっ…ん」
ゴリって指輪が当たるたびに腰を跳ね上げて嬌声をあげる…こんなん普段のともからは想像もできんな。
こんなに色っぽくて可愛ええとも。
可愛すぎて、このまま腕の中に閉じ込めておきたいわ。
「あっ…あ…りゅせ…もぉだめ」
「二人でイこうな」
こうして…二人一緒にイケたらいい…。
明るい未来に行けたらいい…。
「あっ…ああっ!!りゅうっ!…」
「とも…好きや」
幸せすぎて怖いくらいや…。
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作者名:rik | 作成日時:2019年11月17日 18時