恋の試練 8 ページ18
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緑「…ゃ…無理…」
亮「智洋…」
先程からキスが身体の至る所に降ってきて…甘くて甘くて…振り解けない。
緑「りょ…さっ…ぁあ…さっき」
亮「なぁ…俺の事だけ…考えて…好きや」
耳もとで囁かれた言葉が擽ったい…そこからジワリと熱が広がっていくようだ。
亮さんの声は良すぎて腰にくる…。
緑「…ふ…りょ…さん…んっ…好き」
亮「俺もや…」
緑「…んんっ…けど」
ホンマにずるい…なんでいちいち耳元で囁くん…。
亮さんが余裕ありすぎて泣きたくなる。
緑「んっ…ゃだ…てば…した…ばっか…やのに」
身体が怠くて仕方がない…眠いのに…本格的に泣きそう。
1個しか年が違わないのに…なんでこんなに余裕あんの…僕…もぅいっぱいいっぱいやのに。
緑「やめ…えっ…うっく」
亮「わぁぁぁ…ごめん!ごめんて!そないに泣かんで智洋」
ポロポロとシャツを掴んで泣き出せば、焦りまくった亮さんが急いで顔を覗きこんでくる。
緑「…うぅ…ふぅ…」
亮「冗談やって、ごめんなぁ智洋」
緑「ホンマに…亮さん…意地悪や」
拗ねてみせればギュッと後ろから抱きしめてくれる…そのまま眠るまで背中をさすってくれる…そんな優しい亮さんの事が好きで好きで…凄く幸せやった。
今週は一週間の殆どを亮さんの家ですごしてきた…学校から直接亮さんの家に帰る…そんな生活を続けていた。
亮さんは優しくて僕をめいっぱい甘やかしてくれる、二人でいる時間が楽しくて嬉しくて…他の友人達と絡むことは殆ど無くなっていた。
緑「亮さん?どうしたの元気ないけど」
亮「ん?なんでもあらへんよ」
緑「僕で力になれる事あったら言ってくださいね」
最近亮さんの元気がない…僕と話をしていても…どこか上の空で…ため息をつくことも多くなっていた、いったいどうしたんやろう?
亮「おん…ありがとう…智洋は優しいな…」
緑「最初に僕を助けてくれたのは亮さんだよ?」
そういうと亮さんは力なく笑った…ホンマに大丈夫なんやろうか?
亮「大丈夫やから」
緑「でも…んっ…ちょっ…」
亮「じゃ…俺の事慰めて…今日は智洋が…動いてや」
緑「亮さんてば…」
そんな可愛ええ顔で言われたら断れるはずなんて無いのに。
亮「なぁ…ダメ?」
僕は返事の代わりに…そっと唇を重ねた。
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rik(プロフ) - 流智LOVE(智洋にデレ期?!)さん» コメントありがとうございます!ツィ見れないって方何名かいらっしゃったみたいなのでこちらに移行させようかなと思います!ちょっと、待っててください!因みにかみしげじゃなくてりゅかみでした(´・×・`) (2019年10月4日 20時) (レス) id: d865d0f00c (このIDを非表示/違反報告)
流智LOVE(智洋にデレ期?!) - はじめまして!あの私Twitter見れないんです(T_T)なのでぜひこちらに移してほしいです!これからも頑張ってください! (2019年10月4日 17時) (レス) id: db4b56f1e4 (このIDを非表示/違反報告)
rik(プロフ) - ほのかさん» うわゎ!あ、ありがとうございます!!!ほんとにこんなケアレスミス…お恥ずかしい。言ってくださって良かったです!どんな羞恥ぷれいかと…。懲りずにこれからもよろしくおねがいしますねー。 (2018年1月2日 15時) (レス) id: d865d0f00c (このIDを非表示/違反報告)
ほのか - おせっかいだったらすみません・・・「遅れてきたサンタクロース」の部分のお話が9ではなく10になってしまっていますよ。 これからも更新頑張ってくださいね! (2018年1月2日 15時) (レス) id: da2d0b67d7 (このIDを非表示/違反報告)
rik(プロフ) - いつも読んでくださってありがとうございます。マイページの設定の所の一番下の所から年齢確認をして頂くと出てくると思います。よろしくお願いします。 (2017年10月8日 14時) (レス) id: d865d0f00c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:rik | 作成日時:2017年9月29日 15時