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淳太くんがNYへ飛んでしまって、なんだか凄く寂しくなった。
こちらにいるからって、毎日会うわけじゃないのに、それでも寂しくて、自分の家には帰りたくなかった。
緑「あっくん、なぁなぁ御飯行かへん？」
橙「なんや、もう寂しなったん？」
緑「もともと一人やし」
橙「今日流星くるから三人でご飯行こか？」
緑「おん、いくいく！」
橙「決まりやな〜何食べよ〜」
あっくんはめっちゃ美味しそうにご飯を食べるから、一緒にご飯にいくなら絶対あっくん！って決めてる。
食欲ない時も楽しく食事できるしな〜、しかも今日は流星も一緒！楽しい予感しかせえへん。
青「お待たせ〜」
ハァハァと息を切らせて流星が店に飛び込んできた。
緑「ど〜したん？流星そんな、急いで」
青「早う行かな、神ちゃんが居らんくなったら嫌やから」
尚もハァハァと肩で息を切らせているイケメン流星から、そんな可愛らしい台詞が出てこようとは。
感激して思わずギュッと抱きつく。
緑「アホやなぁ流星、俺はずっと居るやん…あっ」
ぎゅうと強い力で抱きしめ返されて…息が詰まった。
青「ホンマや…ホンマモンの神ちゃんや」
緑「なんや？どっかに偽者でも出たん？」
ああ…この、ぬるい感じ最高やん。
橙「ほら、イチャイチャせんと行くで、俺は腹がへっとんのや」
後ろからガツガツと即されて、三人して店を出た。
緑「流星、今日はあっくんが焼肉食べさしてくれるって！」
青「ホンマに？」
橙「いや！流星くんはお代は払って頂きますんで」
青「え？」
緑「アハハハ」
三人での食事は楽しくて、会話もお酒も進んであっという間にお店の閉店時間になってしまった。
橙「神ちゃん！大丈夫か？」
緑「ん〜っ、へーき」
青「桐山さん、俺送っていきます」
橙「そうか、じゃ頼むな」
神ちゃんをタクシーに乗せるとアパートまで向かった。
緑「神ちゃん…ほら、カギ刺して」
緑「んっ…淳太くん」
ズキン…て胸が痛んだ、仕方の無いことだけど、神ちゃんはいつまでも淳太くんのもので…淳太くんが人のものになった今ですら、神ちゃんの心の大部分を占めているのは淳太くん。
分かってはいたけれど…こうして目の前に突きつけられる現実は本当に辛い。
鍵を開け中にはいると、昔と変わらずこざっぱりとした殺風景な部屋。
けど、もう昔感じた淳太くんの気配はすっかり消えていて…昔の幸せ溢れる部屋ではなく、人の住んでいる事を感じさせないくらい寂しい部屋だった。
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rik(プロフ) - ペンギンさん» ありがとうございます！なんか詰め合わせ行けという人が多かったのでそちらに行かせてもらいますね…ぬるい昼顔みたいなもんですが(･∀･) (2017年7月18日 0時) (
レス) id: d865d0f00c (このIDを非表示/違反報告)
ペンギン(プロフ) - 流星くんかっこいいです(はぁと) 濁さず詰め合わせにいってほしいです！ (2017年7月17日 3時) (レス) id: 17c27466bb (このIDを非表示/違反報告)
キャラパリポーズナ - rikさん» 短編集とかでリクエスト受付てくれているところだと瞬時に神ちゃん受けリクエストしちゃうんです… (2017年6月19日 22時) (レス) id: 88cef23244 (このIDを非表示/違反報告)
rik(プロフ) - キャラパリポーズナさん» ですよね…。あれば真っ先に読み手にまわって自分書かないんですけど、ないから書いてます (2017年6月19日 0時) (レス) id: d865d0f00c (このIDを非表示/違反報告)
rik(プロフ) - 梨神さん» わぁ！ありがとうございます。ちょい大人向けのきゅんですが、気に入って頂けて嬉しいです！更新がんばりますね！！ (2017年6月19日 0時) (レス) id: d865d0f00c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：rik
| 作成日時：2017年5月27日 20時
