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緑「のんちゃん…」
さっき店に入ってきたのは、のんちゃんやった。
桃「なぁ、神ちゃん…なんで親父とそんなに親しくなってんの？なんで親父がそんなに神ちゃんに構うん？」
緑「え…と、そんなに親しくは…」
桃「じゃ！なんで親父が神ちゃんの治療費立て替えてるん？」
今にも掴み掛かりそうなのんちゃんを照史くんと淳太くんが諭す。
橙「望…ちょお落ち着けや」
桃「桐山さんは黙ってて、俺は神ちゃんに聞いてるんや！なに？神ちゃん、淳太くんに振られたから今度は家の親父と付き合ってんの？」
バシッて鈍い音が響いた。
桃「……あ」
まさか…淳太くんが…のんちゃんを叩くなんて…。
黄「望…ちょっとは落ち着けや、ともくんに対して物凄く失礼な事言うとるの気づいてへんの？」
桃「せやかて、おかしいやろ！なぁ！神ちゃん」
緑「確かに…おかしいわな…」
桃「せやろ？俺まちがってないやん！オカシイんは親父と神ちゃんやろ？なぁ！」
賛同を求めるのんちゃんと、黙り込んでしまった俺ら…のんちゃんは口惜しそうに舌打ちすると店から飛び出して行ってしまった。
緑「のんちゃん！！待ってや」
橙「もんち！追わんでええ！望には頭を冷やす時間が必要なんや」
緑「けど…」
黄「桐山さんの言う通りやから、ともくん、望は大丈夫やから」
やっぱり…僕のせいなんやろうな…。
みんなに迷惑かけて…。
ホンマにダメな僕…。
緑「やっぱり、僕…のんちゃん迎えに行ってきます。バイト上がりの時間やし…ええですよね？」
橙「もんちが、そうしたいんなら止めへんよ」
緑「ありがとう、あっくん！じゃ淳太くんまたね！」
そう言うと鞄を掴んで飛び出して行ってしまった。
緑「のんちゃん！」
ハァ…どこに居るんやろう。
この辺やとのんちゃんが行く所とか想像つかへんな…トボトボと川沿いの堤防を歩く。
あ…あれは。
見つけた…川辺の芝生に二、三人屯っている…のんちゃんや！
そうっと、見つからないように近づいた。
『へぇ、そんでその子が望の所の会社、内定もらったんだ』
桃「そういう事になるんかなぁ」
『いいなぁ、ウチも内定欲しい！望のパパと寝たら貰えるの？』
桃「そんな甘い親父やないねん、無駄な事はやめとき…」
『そっかあ？やっぱりお堅いんやね』
桃「そうや、親父はめっちゃ堅物やねん…そんな方法無理やって………」
そこ迄言ってハッと…我に返った。
相手はあの堅物親父やんなぁ…。
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rik(プロフ) - ペンギンさん» ありがとうございます！なんか詰め合わせ行けという人が多かったのでそちらに行かせてもらいますね…ぬるい昼顔みたいなもんですが(･∀･) (2017年7月18日 0時) (
レス) id: d865d0f00c (このIDを非表示/違反報告)
ペンギン(プロフ) - 流星くんかっこいいです(はぁと) 濁さず詰め合わせにいってほしいです！ (2017年7月17日 3時) (レス) id: 17c27466bb (このIDを非表示/違反報告)
キャラパリポーズナ - rikさん» 短編集とかでリクエスト受付てくれているところだと瞬時に神ちゃん受けリクエストしちゃうんです… (2017年6月19日 22時) (レス) id: 88cef23244 (このIDを非表示/違反報告)
rik(プロフ) - キャラパリポーズナさん» ですよね…。あれば真っ先に読み手にまわって自分書かないんですけど、ないから書いてます (2017年6月19日 0時) (レス) id: d865d0f00c (このIDを非表示/違反報告)
rik(プロフ) - 梨神さん» わぁ！ありがとうございます。ちょい大人向けのきゅんですが、気に入って頂けて嬉しいです！更新がんばりますね！！ (2017年6月19日 0時) (レス) id: d865d0f00c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：rik
| 作成日時：2017年5月27日 20時
