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橙「なぁ、神ちゃんバイトの事なんやけど」
目を覚ました僕にあっくんが真剣な顔をして言った。
きっと次のあっくんの言葉は
『病人なんて雇えない』やろなぁ…。
橙「流星とシフト半分こにしてもええやろうか？」
緑「え？」
橙「金額的に少なくなるけど、神ちゃんそろそろ時給あげてもええと思っとるし…木曜の午前中とかも毎週来て欲しいし」
緑「僕…ここで働いてええの？」
橙「当たり前やん！ずっと働いて貰うで」
目の前の笑っているはずのあっくんの顔が滲む。
緑「僕の病気の事とか…」
橙「関係ないない…ただ神ちゃんがしんどくなったらいつでも言うてな」
緑「ありがと…あっくん」
橙「なぁ、ロンドンの話を聞かせてや」
お客が引けた店内で 、あっくんの作ってくれたサンドイッチを頬張りながら旅行先での話をした。
緑「そういえば…むこうで小瀧さんと会うたよ！」
橙「ホンマか？あの人イギリスまで神ちゃんに会いに行ったのか？」
緑「ちゃうちゃう！仕事やって」
慌てて否定したが、心のどこかで小瀧さんは僕に会いに来たのならいいなって思う気持ちもあった。
のんちゃんと同じタレ目で優しげなイケメン…背も高いし、しかもロマンスグレー…めっちゃカッコええ紳士やねんな。
また…木曜日にはきてくれるんやろか？
楽しみやな…。
♪カラン
緑「いらっしゃい！」
『やぁ久しぶり…具合はどう？』
緑「もう大丈夫です、貧血なんて昔からの付き合いなんで」
『昔から…の？』
緑「オカンもしょっちゅう倒れてたし、多分似てるんです体質が」
『そうなんや…でも、気をつけんとな』
緑「はい、心配して下さってありがとうございます」
『ここでバイトして、また海外にいったりするのかな？』
緑「いえ…家、母子家庭なんでそんな余裕ないです、僕も大学の方が奨学生なんで…生活費ですね」
『苦労してるんや…』
緑「いえいえ！全然！みんないい人で頼りまくってますわ」
『何かあったら声かけてな、出来ることなら手伝うし…』
緑「ホンマですか？ありがとうございます！その時は宜しくお願いします」
小瀧さん…ホンマにええ人やなぁ、こんなお父さんを持ったのんちゃんは幸せもんやなぁ…。
緑「ホンマにのんちゃんのお父さんはええ人やんなぁ…羨ましいわ」
桃「なにそれ……気持ちわるっ！神ちゃんそれ絶対人違いやわ！そんなん、親父違うし！」
のんちゃんは思い切り否定してたけどな。
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rik(プロフ) - ペンギンさん» ありがとうございます！なんか詰め合わせ行けという人が多かったのでそちらに行かせてもらいますね…ぬるい昼顔みたいなもんですが(･∀･) (2017年7月18日 0時) (
レス) id: d865d0f00c (このIDを非表示/違反報告)
ペンギン(プロフ) - 流星くんかっこいいです(はぁと) 濁さず詰め合わせにいってほしいです！ (2017年7月17日 3時) (レス) id: 17c27466bb (このIDを非表示/違反報告)
キャラパリポーズナ - rikさん» 短編集とかでリクエスト受付てくれているところだと瞬時に神ちゃん受けリクエストしちゃうんです… (2017年6月19日 22時) (レス) id: 88cef23244 (このIDを非表示/違反報告)
rik(プロフ) - キャラパリポーズナさん» ですよね…。あれば真っ先に読み手にまわって自分書かないんですけど、ないから書いてます (2017年6月19日 0時) (レス) id: d865d0f00c (このIDを非表示/違反報告)
rik(プロフ) - 梨神さん» わぁ！ありがとうございます。ちょい大人向けのきゅんですが、気に入って頂けて嬉しいです！更新がんばりますね！！ (2017年6月19日 0時) (レス) id: d865d0f00c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：rik
| 作成日時：2017年5月27日 20時
