【wrwrd!】同居人増えました③【男主】 (ページ43)

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皆にホワイトボードの件を伝えると、俺は仕事をするのに部屋に籠った。
twitterやメールを確認し、依頼内容を書き出しておく。
締め切りが近いものから手を付けて、構想を練る。

…家を買う際に、壁の厚さも確認したはずなんだけど、彼らの声が大きいのかちょいちょい声が聞こえてくる。

zm「お、シッマ暇そうやな！！外で鬼ごっこでもせぇへん？」

kn「ええやん！シャオロンと大先生もやろうや！」

rbr「あぁー！！！チーノお前何俺のおやつ食っとんねん！！」

ci「ロボロさんが取れなそうな高いところにあったので、俺が食べてあげただけですよ～？」

…主にこの四人。
まぁ一軒家だから良いものの、普通に聞こえてくることに驚きだ。

仕事中に差し入れをくれた子もいた。

コンコン

「はーい、どうぞー」

一度手を止めて、ドアの方を見る。
顔をのぞかせたのはショッピ君だった。

「ショッピ君、どうしたの？何かあった？」

syp「いや、あのコーヒー入れたんすけど、飲まないかなぁと思って」

「もらえるなら欲しいな」

syp「じゃあ持ってきます」

「うん、ありがとう」

…気が使える良い子だ。コーヒーも美味い。

大体こんな感じで午前中が終わった。コップを持ちながら居間に戻ると、昼ご飯を作っているトントンとひとらん、オスマンがいた。
コップも一緒に洗うから置いておいて、とひとらんに言われシンクにコップを置く。

ホワイトボードを見ると、みんなそれぞれ今どこにいるとか午後はここにいるよと書いてあった。
意外と活用してくれそうだな。