【wrwrd】○○してみた、されてみた【男主】 (ページ16)

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〇裏切って、ころされてみた　▲ ページ16

俺が、殺意をむき出しにした。その瞬間
パァン！！と銃声が響いた

gr「…A、Aっ………！」
…総統が、裏切り者に対してそんな顔するなよ。でも俺の本当の目的は…
「グルッペン、あいつらの情報を、いうから、記憶しておけよ」
gr「お前、そんなことより…！「いいから！」っ」
「おれの、命とひきかえだ。ちゃんと覚えろよ」
それから、俺はあいつに情報を引き渡す。抜け道、兵のすくないところ。隅々まで。
「さいごだ。…グルッペン、今までありがとうな。おれ、は……おまえが……」
gr「………A？…A、おい、その先はなんだ。おい…おれは…お前が…」

tn「俺が、裏切り者の声なんか聴くと思たんか？」
「……トントンなら、聞いてくれるだろ。まぎれもない、おれの声だもの」
そういうと息をのむ音が聞こえた。
…彼に警戒されないよう。普段通りの声音で俺は敵の情報を与える。…俺の任務は、それだったわけだし。
「と、まぁそんな感じだ。信じるも信じないもお前次第。…最後に、トントン」
tn「……なんやねん」
「…っいつもどおりに、名前ではよんでくれんのや。今更やし、裏切ったやつとおもってるかもしれん。けど、俺は。おまえのことが…」
tn「……俺のことが、なんやねん」「お前、なんで、最後までそんな」
「言い切ってから逝けや。そんなん、おれだって…Aっ…」
最後には、長時間Aの亡骸を抱きかかえるトントンの姿が。

us「…裏切り者には、丁度良い最後やね」
「…ふふ、最後はオスマンに看取ってもらえるんか？」
us「冗談言うなや。…情報渡せば、助けてやらんこともないで」
「あたりまえやん、俺はそのために侵入してたんやで」
…目を合わせて話すと、察したような表情のオスマン。さすが外交官。
それからは俺の知りえる情報、道、てきの編成を教える。
「…俺が知りえたのはこれくらい。…戦略の情報には、なった？」
os「……っあたりまえ、やん。お前、まさか」
「お前の、想像にすぎんことは言わんで。全部、俺がしたくてしたこと」
os「……さよか。おまえは。Aはもう無理やな」
「おん、無理や。すまんな、いやなやく、押し付けて」
os「いや…そんなことより、お前が居なくなる方が最悪や」
「……そう、おすまん、そこまでおれのこと…………」
os「…当たり前やん。じゃなきゃ、裏切り者を生きて捕えろななんて言わんわ」
その後、敵国はかつてないほどに惨敗だったらしい。