1話 ページ2
ここは武装探偵社、表沙汰にできない荒事を秘密裏に片付ける秘密結社……みたいなところらしい
兎にも角にも。
私は今日からここで事務員として働くのです!
わくわくどきどき社会人デビュー……ってことね
「……今日から入る事務員だ」
『冬河紫桜です、よろしくおねがいしまーす』
まずはそれなりに元気に挨拶を
たとえパパの仇でも一応社長だし敬意を持って……見たいな?
と思ってたんだけど、ちょっと見覚えのある顔を見つけた
しかも、2人も
『……あ、ママの仇!!!と師匠の仇!!!!!』
「え、」
「私!?」
『幼心に覚えています……マフィアの取引現場をうっかり見ちゃった私のママをぶち殺した超超超悪徳マフィア幹部!!!太宰治!!!!』
「あー、言われてみれば覚えあるかも……」
ケロッと話す彼
恨んでは無いけどもうちょい申し訳そうな態度取れよ
『んで私の師匠を斬り殺した38人殺しの泉鏡花!!!あれ?35人だっけ??』
「……」
俯いてぎゅって携帯を握る彼女
そんな顔されるとこっちが申し訳なくなってくるわ……
『というかなんですかここ!!正義の秘密結社って聞いたから入社したのに私の仇ばっかりなんですけど』
「……」
黙り込む社長
「社長もなんも言えなくなっちゃってる……」
「ま、まさか社長もあの新人さんに何か因縁が……?」
『……ちょっと!どうなんですかパパの仇ー!』
「……不満なら、御父上の代わりに私が後見人となって生活の面倒を見よう」
『うわ真面目ー……不満はあるけど、ここで働かせてください……』
続く (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう
←設定
79人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あ - 仇が多い…こんなに仇がある夢主ちゃん大変ですねwとても楽しみにしています!頑張ってください! (3月18日 15時) (レス) id: bea118648b (このIDを非表示/違反報告)
月の光(プロフ) - 私、あなた様の作品六個見ているのですが、、、なんでこんなにも面白いことを思いつくんですか?笑笑笑笑笑笑設定と二話しかないのにめちゃ笑っちゃいました笑笑笑笑笑 (1月26日 21時) (レス) @page2 id: 8a876b2e02 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:riizumi7 | 作成日時:2024年1月25日 22時