今日:17 hit、昨日:1 hit、合計:138,003 hit
小｜中｜大
過去〜2 ページ28
警察「気持ちは分かる、でも聞きたいことがあるんだ」
警察は私の顔を見て言った
警察「君たちはどこにいたんだ？」
まるでお前達がその場にいないからこんな事が起きた
そんなことを言われてるように思えた
A「東京…です、観光に…行ってました」
警察「そっか、両親になんか異常はなかったかい？」
A「異常…父とは会っていませんでした、夜中に帰ってくるので私達は寝てる時間ですし…でも私達が今日出る時母は行くことを少し拒んだんです」
警察「それについて詳しく聞いたかな？」
A「いいえ、何かあった？とは聞きましたが、何でもないと言われそれ以上は…」
警察「なるほどね…」
兄「あの、なんであの人は母さんを刺したんですか」
あの人…兄はこの時点でもう父親を捨てたんだ、そう思った
警察「理由を聞きたいかい？」
兄「当たり前です、俺達の親が殺されてんだ！」
警察「落ち着いてくれ…なぜ君の父親が母親を殺したか…その理由は」
私達は理由を聞いてゾッとした
とんでもない人と暮らしていたんだと
兄はその言葉に怒りなのか悲しみなのか分からない
一滴の涙を流した
私は恐怖でしかなく涙も流れなかった
理由というより殺した動機が怖かった
警察「家族が嫌いで全員殺して死んだ姿を見たかった…だそうだ」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 130人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：りもーとこんとろーらー。
| 作成日時：2016年4月8日 0時
