【文スト】重力使いの初恋物語

#6嫉妬と言う感情 ページ6

中也side

青鯖が結城に触れた。


ムカつく。てめぇが触んな。


俺がそんなこと言う権利はない分かってる。


きっとこれが嫉妬なんだろう。
どうしようもないくらい、ムカつく。


だから俺は彼奴の手を結城から離した


あ？殴ったのは。なんとなくだ。←


俺は自己紹介した。特に言うことも無い。


名前を言ってよろしくと伝えた。


せめて第一印象が怖く思われないよう微笑んだ。
相手にどう写っているかしらんがな。


自己紹介すると相手も微笑んでくれた。


かわいい。


此奴を結城を守ってやりたい。


此奴のことしか考えられなくなる頭をどうにかして元に戻したい。


でも、戻せない。


いや、戻したくないのかもしれない。


そう考えていると彼奴の声が聞こえた。


太宰｢中也！君は上司を殴るなんて頭がおかしいんじゃないのか？まぁ、頭がおかしいのは今に始まった事じゃないか。｣


俺はその声でハッと我に返った。

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