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話そうと思った。
いやでも冷静に考えてみ。
席替えで後ろの人が嫌だったって…
理由小学生かよ？
さすがにこれ話すのやばいだろ。
貴方「ううん！なんでもないよ！」
顕嵐「そう？あんま無理しないでね。」
．
ほら顕嵐くん無茶苦茶かっこいいよ…
貴方「ありがとね！」
そう言って軽い足取りで家に帰った。
そしてすぐ眠りについた。
．
ん…あ！もう時間だ。起きなきゃ！
パンを齧りすぐに靴を履き
学校に向かった。
教室のドアを開けた瞬間。
現実を思い出した。
そうじゃん。永瀬後ろなんじゃん。
永瀬の周りを囲うハイカースト集団の方々。
行くの怖すぎる。どうしよう。
とりあえずカバンだけ置いて咲鈴の所へ逃げた。
．
貴方「席替えしたい。」
咲鈴「早すぎでしょそんなに永瀬やなの？」
貴方「うん。」
あまりの即答っぷりにふっと笑った咲鈴が
「永瀬女の子とっかえひっかえで遊んでるみたいだしねぇ。顔はいいのに。」
うわまじで最低だな…永瀬。
ホントにやってけんのか。
チャイムが鳴ったので席に戻った。
永瀬は机に伏して寝ていた。
後ろはいない。と思う。
べ、勉強頑張ろう。
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作者名：花 | 作成日時：2017年11月8日 0時
