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転生したらぺいんとさんと隣の席だった件について。
そういうのはいい。さて、俺は転生ネタでよくある実況者と同じ学校ってのに遭遇した。何故入ってすぐに気付かなかったって? あんま周囲を見てなかったんだよ!! こういうのって女転生者がやるやつだろふざけんな! ありがとうございます!! あと同じクラスに他にも実況者さんいた。
そしてぺいんとさんと仲良くなった俺は昼休みに彼とその友達と仲良く話している。
「にしてもなんで初日から授業あるわけ? おかしいよ絶対」
「普通もう帰ってますよね。というかあっても授業の説明だけですよ」
ぺいんとさんの愚痴に死神くんはそうだそうだと同意した。学ランの下に着ているパーカーに何と書いてあるのかが気になる。
「あっ……。トラゾーもしかしてその弁当……」
「……気付きましたか、クロノアさん」
「お前、お前まさかお前」
「あー! イナリさんの愛妻弁当だ!!」
「トラゾーてめぇ!」
トラゾーさんが美味しそうに食べている弁当にクロノアさんが反応する。どうやら非リア勢にリア充してるのをバレてしまったようだ。
「食われちまえぺいんとに!」
「ちょっと待って、ちょっと待ってクロノアさん!?」
「そうだそうだ! 僕少食だから食べれないけど!」
そう、日常組です、泣きそう。俺あれなんですよ、元々生声実況好きじゃなかったけど死神さんの究極ルールに出会ってから好きになったんですよ。ヤバい泣く。
「あっモブ財布と弁当忘れたって言ってたよな」
「食べてください食べてください!」
「ちょっと待って!」
しまった、あれキョドってるのバレないために適当に言った嘘なんだよな。普通に誤魔化すか。
「母さんが忘れるの予知して両方入れてたっぽい」
「クソ〜!」
「じゃあ俺唐揚げもらうね」
「クロノアさぁん!?」
因みに学年は死神くんが1年、ぺいんとさんが2年、クロノアさんとトラゾーさんが3年だ。ご近所らしく小学校も一緒だったそうだ。
「そういえばなんでアダ名モブなんですか?」
「なんかモブっぽいってモブになった」
「モブっぽいってw」
「もうあれよ、小学校時代には先生にもモブ君って言われてたから」
「先生にも!?」
別にいじめられてたとかじゃない。何故かモブと言われていたのだ。ほんま許さんからな言い出した奴……今わりと気に入ってるけど。
「でもモブっぽいのわかるわ」
「おいコラぺいんと」
「www」
まあモブには是非ともなりたいよね。
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作者名:ドラム缶 | 作成日時:2019年9月12日 6時