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「V字じゃねェ、土方十四郎だ。真選組の副長をやらせてもらっている」


「土方さん、そうなんですね。私はAと申します。今日は急に押しかけてすいません」


「…いや、大丈夫だ」


「土方さん、何顔赤らめてんですかィ」


そういえば山崎さんもだったな。
風邪が流行ってる?…熱だったら大変だ。


「ちょ、おい!?!」


「熱じゃ無さそうですね、熱中症にならないように水分はしっかりととってくださいね」


試しにおでこに手を当ててみたが、熱はない。
熱中症って感じでもないし、とりあえずきつければ休んだがいいだろう。


「…A、こっち来なせェ、マヨ菌が移りまさァ」


「マヨ菌?」


「だれがマヨ菌じゃコラァ!!!」


「あー移っちまう。離れてくだせェよ土方」


「んだと!!?」


やりとりが面白くて思わず笑ってしまった。
こんなにも楽しい場所だなんて知らなかった。


「ふふっ…二人とも面白いですn「危ないッ!!」え…?」


振り返ると、なんか知らない人が迫っていた。
誰だこの人。

とりあえず殴っておけばいいか。
あっまって、刀持ってる。まぁいいか、避ければ。


「よいしょ、」


「ぐはっ!?」


「「えぇ…」」


「すいません、殴っちゃって。…沖田さん、この人真選組の人ですか?」


「違いまさァ、多分、攘夷浪士」


「…不法侵入しやがったのか。オイ、お前ら!!こいつ連れて行け!!」


「「はい!!」」


「お前、強いんだな…」


「護身程度ですよ」


私には、護る為の強さも助けるための強さも持ち合わせてない。だから、強くなんてない。


「A、俺と一戦しやせんか」


「おい総悟、!」


「え?」


「…お前の剣さばきを見てェ、ダメかィ?」


「んー…いいですよ。でも、練習中じゃないんですか?」


「いや、今ので中止になった。…俺も個人的に気になるからな。でも、いいのか?」


「いいですよ、減るものは何もないですし」


あ、でもどうしよう。
私あんまり剣術は得意じゃない。

…まぁ、何とかなるか。

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作者名:雪林檎V2 | 作成日時:2019年1月3日 11時

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