ヌナは弟を純粋でいさせたい【BTS】

10 ページ10

.




『ただい……………ま？』




玄関のドアを開くと、いつもより靴が多かった事に一瞬驚いた。

…ハッ！！そういえば今日なんちゃらかんちゃら君達が泊まりにくるんだっけ！？やっべぇ部屋の片付け忘れてたわ！！昨日ムフムフしたばっかだったわ！！！

慌ててリビングまで走ると、そこには3人の姿があった。






JK「…あ、ねーちゃん。おかえり。」





「あー！ジョングガのお姉ちゃん！！おかえりなさぁい」
「…え、だれあれ」


ゆっくりと振り返った見知らぬ2人。

この時、私の腐女子魂が目を覚ましてしまった！！






『……類は友を呼ぶ！！！！』






1番最初に私に気が付いてくれた弟に涙ほろりだが、私は今とてつもなくウハウハしている。

気持ち悪いと思うが、勘弁してほしい。







……イケメン！！！！


男の子達の距離が…近い！！！






『出来ればもうちょっと弟との距離を縮めてほしいッ！これからも弟を宜しくお願いします！』



「え？なに？なにこの人」

「土下座してきた！ジョングクのお姉ちゃん面白いね！！」




思わず鞄を投げ捨てお友達の方に寄ってしまった。


あれなのか！？ジョングクがイケメンだからこんな2人もイケメンがうちにやってきてくれたのか！？類は友を呼ぶ！！まさにその通りじゃないか！！！天使！ありがとう地球！！

弟にもたれかかりながらゲームをしている金髪くん。
その金髪くんの肩に頭を乗っけてコントローラーかちゃかちゃしてる茶髪くん。




目の保養過ぎて困るッ！！！





JK「今日泊まる先輩。こっちがテヒョン先輩であっちがジミン先輩ね。」


『生きてて良かったです本当に有難うございます』

JK「ごめん俺のねーちゃん頭打っちゃったらしくて」



金髪がテヒョンくん…茶髪がジミンくん……！！！
ありがとう。本当にありがとう。土下座をした甲斐があった。


TH「いひひ、なんかジョングクよりあったかい人だね！」
JK「え、僕そんな冷たいですか」

TH「手があったかい！面白い！」




私の手を握ってくれていたのはテヒョンくんという人だったらしい。


こんな私の手を握ってくださるなんてジョングクと同じ天使だったりするのか……！！

でも良ければ私ではなく弟の手を握ってくださると嬉しいです。
美味しいですありがとうございます。

11→←9

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す