ヌナは弟を純粋でいさせたい【BTS】

9 ページ9

YG「うーっす」

『おー！ユンギじゃないか！！』

YG「お前毎日それ言うつもりか。はよ。」



大学にて、去年から友達のユンギが隣に座ってきた。

彼もまたイケメンであるが故女の子にモテモテだ。羨ましいったらありゃしない。




YG「そーいやさ、昨日お前の弟にあったんだよ。」

『え！？どこで！？いつ！？』

YG「高校の前。俺そこの近く住んでんじゃん。で、会った。」

『私に行ってくれれば秒で行ったのに…！！！』

YG「本当お前ブラコンだよなぁ。勿体ねえよマジで。」




自他も認めるブラコン。だが後悔も反省もしていない。

別にそこに恋愛感情があるわけでもなければ別にミスコン出るくらいの美女が彼女であるのなら私は死ぬ気で応援する気でいるのだ。彼女が出来たという報告は無いけれども。いやまぁ本音言っちゃえば作って欲しくないけど。

そこまで干渉する余地はありもしませんからね。うふっ。





『そういえば来週はグクのサッカー大会があるんだってさ！』

YG「あぁ…県大会のやつ？そこの高校強豪だからな。」

『多分そうでしょう！！』

YG「へぇ。応援行くの？」

『うん、行く！』



負けても勝っても結局はイケメンなだけなのでそこはもう良い。一眼レフのカメラを購入し終えた私にもう怖いものはない。コーラもアイスも焼肉も弟の為なら払ってあげようじゃないか！




YG「俺も着いてって良い？」

『え？』

YG「暇だし。あとジンさんの弟もいるらしいし。」


サークルの先輩のジンさん。弟がいたのは初耳だ。
興味がある！！グクとその弟さんが絡んでくれるのなら尚良し！！


ふっふっふ。私の鼻息がうるさくだいぶ引かれているがいいだろう。

10→←8

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す