424、実践 ページ3
『莉乃ちゃんも麗ちゃんもまだお互いのことをよく知らないわけだし…今日は放課後皆で遊びに行こ?ねっ?』
涼介からのアドバイスを受けた私は、さっそくそのアドバイスを実践。
「Aがそう言うなら私はいいけど。」
「Aちゃんが行くなら。」
返答の言葉は違えど、二人とも遊びに行くことは了承してくれた。
それにしても息があってるのか、あってないのか…二人の返答はぴったりだった。
『あ、椿も来る?』
「私は今日は予定あるからごめんね。3人で楽しんでおいで。」
『そっかぁ…残念。』
椿とは日を改めて遊ぶことにして、今日は二人を仲良くさせちゃおう…!
そんなわけで放課後。
友達の多い有岡先輩に遊ぶ場所をメールできいておくと、放課後には返信が返ってきていた。
感謝の返信メールを送り、二人に向き直る。
『莉乃ちゃんと麗ちゃんは何処行きたい?』
「Aと一緒ならどこでも。」
「Aちゃんと一緒ならどこでも。」
…本当にこの二人は息があってるのか、あってないのか…。
苦笑いを浮かべる私に気づいたのか麗ちゃんから提案が。
「あ!じゃあプリクラ撮ってみたい!」
『プリクラ…?』
椿と何回か撮りに行ったことはあるけど…。
プリクラっていったらゲームセンターだよね。
お昼の電話で涼介が何か言ってたような気がするけど…。
『じゃあゲームセンター行こっか!』
まあ、後で確認すればいいよね!
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作者名:さくらもち | 作成日時:2017年5月10日 18時