なぜかモテるようになりまして 3

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確かに三人から想いを寄せられてるけど

だからって、今の私は三人の気持ちに答える資格なんてない………


いくら状況が状況だったとはいえ、答えも出してないままキスまでして何だったら身体までつなげた私にそんな資格は………


そう考えるとまたため息が出てきてしまった時だった。


『せーんぱい』

「んぐ、む！？」


岩橋君に声をかけられて、顔を上げた瞬間に思いっきり口にソフトクリームを突っ込まれた。

勢いよく突っ込まれたせいで、ちょっと咽そうになったけどひんやりと口いっぱいに甘さが広がるソフトクリームはすごく美味しかった。


『ハッキリ言っとくけど、今の先輩は超ダサイ、カッコよくない、ぶっちゃけるとダサ根暗』

「ひ、ひぇ………」


あまりの言われよう、だけど言い返せなくてまた下を向こうとすると、再び岩橋君がソフトクリームを口に突っ込んできた。


『下を向かない！』

「つめひゃい………！」


冷たい！でもソフトクリーム美味しい！って、自分でもワケが分からない状況に混乱していると岩橋君は、私のキャラメルソフトラテを勝手に飲みながらもポツポツ話し始めた。

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