Sixty nine Love ページ20
私がツムちゃん先生に抱きついてから
どれくらい時が経ったのだろうか
少なくとも私にはとても長く感じた
いつもよりも少し高めの体温からつたわる
暖かさが服を通して私を包み込む
この時が止まれば良いのに、、
なんて思ってしまう
私は悪い子でしょうか、？
ツムル「、、〜、、」
私の頭の上でツムちゃん先生がなにか呟いた
決して抱きしめ返してはくれない
ツムちゃん先生
でも大丈夫
わかってるから
私はちゃんとわかってる
だから
もう少しだけ
このままでいさせて
私は目を閉じてそう願う
するとその時、
外から物音がした
私とツムちゃん先生は反射で
すぐに距離をとる
リリィ「なに？？」
一体誰何があったのか
疑問に思ってた時、
外から声が聞こえた
？？？｢イルマ様、大丈夫ですか！？｣
イルマ、、？
イルマ｢う、うん、大丈夫だよ｣
？？？｢イルマち、派手にコケたね！｣
どうやら外でイルマがコケたらしい
さっきまでの甘い雰囲気はなくなり
少し気まづさが漂う
時計の秒針が動く音が響く
すると
ツムル「ごめんな、」
ツムちゃん先生がそう言った
リリィ｢え、なんでツムちゃん先生が謝るの？｣
謝られることなんてされてない
ツムル｢いや、、なんというか、、｣
ここで私は初めて気がついた
ツムちゃん先生の顔が心做しか赤いことに
いつもツムちゃん先生を見ているからわかる
照れてるわけじゃない
リリィ｢せんせい、？｣
私が心配になって声をかけると
ツムル｢ん〜？｣
少し惚けたように返事をする
これ、絶対
リリィ｢熱あるでしょ｣
そう言っておでこに手を当てると
めちゃ熱かった
ツムル｢冷た、｣
目を細めて気持ちよさそうに
私の手に擦り寄ってくる
いつもと違うツムちゃん先生に
私は焦る
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お団子 - 続編をありがとうございます！とても面白いです！これからも楽しみにしています！ (5月17日 19時) (
レス) @page20 id: 431daa0da0 (このIDを非表示/違反報告)
りた(プロフ) - 杏仁玉子さん» コメントありがとうございます！ 皆さんが楽しめるような作品を作れるように頑張りますね！ (2023年4月5日 16時) (レス) id: dfe8b8fd8a (このIDを非表示/違反報告)
杏仁玉子 - 続編待ってました！もう最高です！これからも無理なく頑張ってください！ (2023年4月5日 9時) (レス) @page3 id: b724145ead (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りた | 作成日時：2023年4月4日 21時
