魅惑の彼女は今日も笑う

Thirty three Love ページ34

《数日後》





あれから私は学校終わりに体術と魔術の特訓をしてる







辛いけど、学校に行けばツムちゃん先生もいるし





全然乗り越えられる






リリィ「ツムちゃん先生〜！！！」





この数日の間でツムちゃん先生とは





結構仲良くなったと思う






リリィ「ツムちゃん先生何してんの？？」






少しずつタメ語を混ぜながら話すようになった







ツムル「授業の準備と、、、
今日のルーキーハントの準備だよ」







リリィ「るーきーはんと？？」







なにそれー？







ツムル「師団(バトラ)の新入生歓迎会的なやつ〜」







リリィ「知らんかった！」






前世で言う部活？みたいなものか、、







てことは！






ツムちゃん先生も顧問になってるってこと！？







リリィ「ツムちゃん先生は
どこの師団の顧問なんですか？？」






絶対そこ入ろー！






ツムル「あー、俺は顧問持ってないよ」







リリィ「え、え〜！」





ツムちゃん先生の答えに空いた口が塞がらない






リリィ「なんでですか！？」






ツムル「だって俺一応若手の教師だし、
やる事あるからね〜」






リリィ「そんな〜、、、」







せっかく先生と一緒になれると思ったのに、、







ツムル「リリィちゃんはどこ入るの？笑」





師団入ったら先生との時間短くなっちゃうよね、、







リリィ「ツムちゃん先生がいないならどこも入んない！」








ツムル「ちょっ、え、？」







リリィ「ツムちゃん先生と一緒に授業の準備手伝う」








ツムル「いや、嬉しいんだけどね、それは無理かな」









リリィ「むぅ、」






私が不満そうな顔をするとツムちゃん先生は








優しく笑ってくれる











守りたいこの笑顔







リリィ「先生！」








急に声をあげた私にびっくりする先生








ツムル「ど、どしたの？」








リリィ「私が先生のこと守りますね！」





キリヲ先輩からツムちゃん先生を守る！






ツムル「え、え、？」






リリィ「任せてください！」








そう意気込んで授業に向かう








私が居なくなったあとツムちゃん先生が、







ツムル「それは俺のセリフなんだけどな、、、」






なんて言ってたことに気づくはずもなかった

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