臣さん、風邪。 ページ35
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臣が、風邪引いたんだって。
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臣「ゲホっ……っあ"ー、さみー」
今日は 春の陽気で1日中暖かく丁度良い気温となりそうです。 なんてお天気キャスターが晴ればれテレビに映っていたのに、
臣はソファの上で毛布ぐるぐる巻きの雪だるま状態。
「大丈夫? 熱計った?」
臣の隣に腰掛けて 右手を臣の額、左手を自分の額に置く。
……あっつ、、 高熱じゃん〜、
この人が風邪なんて珍しいもので。
Aは地味にテンパっております。
臣「...なんかいいね、こーゆーの憧れるわ〜」
「はぁ?」
きっと喉も痛いのだろう。
なのにそんなダルそうな声で 呑気なことを言うから 思わず 臣のオデコにペシッ!っと1発お見舞い。
臣「ってぇ!オレ病人なんですけど」
「お口だけは元気ですね」
とかツンデレしながらも薬を袋から出してくれている我が妻に思わずこいつ、
臣「風邪最高。」
なんて呟いたのが馬鹿で。
オデコにもう1発くらってから ただでさえテンパっているAからのハスキーなお説教開始まであと 3秒。
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「何が最高だこのバカ!今日の予定トレーニングだけだった事に対して感謝だよホント。」
臣「岡本さん感謝感謝」
ダルそうな 感謝感謝〜
「私これから撮影なの!わかる?! 時間がNothingなわけ!呑気なこと言ってないでよ、も〜」
臣「...もーもー言って牛かお前は」
「なんか言った?」
臣「...なんでもない。」
リビングと洗面所を何回も往復しながら
身支度を整えていく。
緩く結んだポニーテールが揺れるのをみて、これまた呑気に 「良い」 とソファの上で呟くが 絶賛あたふた中のAには聞こえない
「あ、やばい坂田ちゃん下 着いたって。」
臣「はや」
「じゃあ行くね」
臣の前に置かれたバックを取って、玄関へ。
...がしかし。
「なーーーーーーーに」
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kaomi(プロフ) - 何度でも読みたい!そう思わせてくれるお話です。続ききになります…。お忙しいとは思いますが更新楽しみにしてます。 (2018年12月24日 22時) (レス) id: f248c983cc (このIDを非表示/違反報告)
alan love(プロフ) - 更新されませんか?!?!お願いします! (2018年3月14日 0時) (レス) id: 6623bdc72a (このIDを非表示/違反報告)
りりか - ほんと素晴らしい作品すぎて早く続きが見たいです!!! (2017年9月19日 14時) (レス) id: d158ea9474 (このIDを非表示/違反報告)
?? さらん(プロフ) - 更新してほしいな!!!!!!!!! (2017年8月10日 23時) (レス) id: 4a6ec86093 (このIDを非表示/違反報告)
青龍 葵(プロフ) - 更新はされないんでしょうか? (2017年6月25日 2時) (レス) id: 3f8724ffa6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りんり | 作成日時:2016年8月25日 0時