君と私の関係は？

３８小節目 ページ46

勇「あ、A!!!!」



愛「Aじゃん!!!!」




二人して私に駆け寄ってきてくれる
今休憩中なのかな？




あ「ぎゃっ！！」




愛蔵に軽々と抱き上げあげられる
ってか、なんでよりによって愛蔵なの？





勇次郎の顔を見ると「は？」という顔になる





あ「降ろせーっ!!!!」





愛「ハイハイ。」





思ってねーなｗ





すると「やっと降ろした」とでも言いたげな勇次郎が近づいてくる
私はおもちゃじゃないのよ！？分かりますか！？





勇「あ、そういえばさ、」





あ「ん？なんだい？事件かい？私、頭使うもの嫌いだよ？」





愛「あー、あれのことか。」






愛蔵は理解したように頷く





え、なに？理解できないの私だけ？






勇「あのさ、次のミュージックビデオでさ、俺がピアノ弾くんだって」





あ「勇次郎が？弾けるの？ｗ」





以前、勇次郎にピアノを弾かせたら全く弾けなくて爆笑した





いやあ、あれは私からしたら一生笑うねｗ
だって、一般的なドの音もわかんないってｗ
………まあ、勇次郎に一回教えれば、ドが分からないなんてことは直ぐになくなるはず





勇次郎、意外と何でもすぐやっちゃうからね。
楽譜見ればすぐ歌えるからｗ
あ、勿論私もそれぐらい朝飯前よーｗ






勇「だから、教えて？」






あ「ははっ!!!!いいよー!!!!勇次郎のピアノがどこまで上達するか、私の挑戦でもあるからね。………で、楽譜は？譜読みしたい」






愛「何だっけ？夏休み辺りに撮るから、それまでに仕上げろって言われてたよな」






勇「ああ。じゃ、A、よろしく」






………絶対こいつ、私が教えないって言っても選択肢与えないよねｗ




そう言い残して戻っていく





………すがさんに用意してもらった部屋にグランドピアノあったよね？

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