君と私の関係は？

１１小節目 ページ15

勇次郎side




屋上にいると、急にドアが開いた






壊れるけど。







振り向くと、そこにいたのは星だった






勇「なんだ。星か。」






星「なんだって。……ねえ」







相変わらず、Aとは正反対だ、なんて思っていると








星「勇次郎は、Aに告らないの？」







勇「はっ！？な、んで！？」








真っ正面から来た、こいつ!!!!








星「いや？……A、この頃、、、ていうか今日か。なんか変でしょ？」







確かに変だ







朝、避けられたし。







勇「まあ、」







星「あれは、好きな人ができた、かな？」








勇「……え?」








驚いて星を見つめる








星「だから、とられるってこと。まあ、部外者が言うことじゃないけど。」








あの、男子に興味が無いAが？
恋をした？








星「私は、」








星が柵の外を見ながら話す








星「Aを幸せに出来るのは、」








外から目を外し、俺の目を見る








星「勇次郎だけだと思う。」








勇「っ//」








そうだ。








勇「お世辞どうも。」








Aを幸せにするのは、








この先もずっと、僕の仕事だから。








星「A、とられないといいね」








勇「譲るかよ」








星「マジな顔して言っちゃって。」







勇「っ//」







星「頑張れ。」








恥ずかしかったのか、星は柵の外を見ていた








勇「ありがとう」







僕は屋上を後にした

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