ヤバイ方のローズハートくん【ツイステ】

Prologue ページ1

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事故って目を覚ませば体はバブっていた。
生まれた瞬間は理解できなかったが
数週間経ってこれが現実だと知った



おいこんなリアルバブちゃん頼んでねえぞ。さっさとなんとかしろ
とか思っていたが隣を見ればなんか見覚えのある赤ん坊


『…(え？これリドル？？)』


そうまだ赤ちゃんだが特徴的な頭の触覚があった
そして赤毛に整った顔。これは間違いない

オレが前世でやってたツイステのリドルだ。


そしてオレは悟った


『(オレコイツと双子になったの？)』



わーいイケメンになれるー！
つってもどうやら二卵性双生児らしいので顔は同じではないけど
もう将来のモテ期は確定した


『…(けど…)』


虐待もいいことのおかーちゃんがいるじゃん
うっっわ……勘弁してくれよおいおい


まだ赤ん坊ながらも小さい手を額に当てた









そして残酷にも時は過ぎて
まだ幼い俺たちは母親に勉強を強いられた


「A手がとまってるわよ。」

『…………(くっそ…もう8時間勉強してんじゃん)』

「あなたがさっき五分も居眠りなんてするからよ
さあ早く頭を動かしなさい」

『…だ…』

「ん？なに？」

『うぜっっっってええ！！？もうヤダっつてんじゃん！この野郎！』


一日中ずっっっっと勉強勉強勉強でしかも食事も規制ありきで
オレたちの誕生日もいらない問題集を与えられる
ケーキも何もくれずただただつまんない日々

オレは五歳にて母親に盾を突いた



『もうイヤだ！つまんない！外で遊びたい！ゲームしたい！
お菓子食べたい！！！友達作りたい！！！
こんな問題集！もう飽きたわ！もうお母様の言う事なんて聞かねえ！』

「A！！！」



怒りが大爆発したオレはさっさと外に飛び出た
戸惑うリドルを残して窓から足を踏み出す
後ろで「待ちなさい！」と怒る人の声も無視をした

うるせえ！オレは(前世)大学生だぞ！
計算方法とかわかるわボケ！




その日からオレは盛大に母親への反抗を徹底した。
そして現在___




『お、リドル。』

「A…君はここでなんて呼ばれているか知ってるかい？」

『え、背が高い方のローズハート？』

「違う！！ヤバイ方のローズハートだ！
いい加減首をはねるぞ！いや跳ねる！！！」




ヤバイ方のローズハートになっていた。






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