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第丗話 ページ30






『善逸くん、俺は唯一の友人に裏切られた気分だ…男の友情に隠し事はねえだろ』

「さっきからなに言ってんの!俺は隠し事してないってば!」

『お前なんかなぁ…!永遠に寝てりゃいいんじゃ!もう…!食糧取り入ってくる!!』




「え…!ちょ…!!?俺を置いていかないでぇぇえ!?」とか叫ぶ友人を無視して

俺は食糧を調達しに森の中へ突っ込んでいった。



『(くそ…!俺の饅頭…っ!!)』



全速力で山を駆け回り、白い衣が風のように靡いている

え、俺足速くない…!?師範のスパルタすご。これだったら学生時代100m1位だったのに

今となっては鬼を滅するために駆けてるだけですか。青春もなんも無いな…



『ん?…そういえば、川があったな』



目まぐるしく回る世界に置かれながらも俺は今までの道を記憶していた

はっきり頭に浮かんだのはチラリと見えた川。そこには魚がいるはずだ

うわ…俺の盲点…!魚捕まえりゃ腹も満たせるし、簡単だった



『んじゃ、さっさと戻ろ___』



そうくるりと体の向きを変えた瞬間



「わあああああぁぁぁぁあぁあぁぁ!!?」

『!』




聞いたこともない…いや、善逸と似ている断末魔が耳を切り裂いた

声音から感じ取れたのは恐怖の色



「だすげてぐれえええぇぇぇぇえぇぇ!!」

『(鬼か)』



ぐぐっと筋肉を縮ませて、思い切り上へ跳ねる

木なんかよりも上に跳んだ俺は一瞬で辺りを見るとそこには



『…!!?』

「うわぁあぁぁあぁあぁ!!」

「ひひっ…」




見たこともない巨体な鬼。

おぞましい容姿に腐ったような緑色のソイツ

うえ…!気持ち悪い…!!



『いや…!でも助けないと』



遠くから見ただけなので、近寄ったらどんなに気持ちが悪いか…

いやいや…考えるな俺。夜だからちゃんと見えな___いや、俺夜目鍛えてた!

うわああ…間近のあれはキツイな…




『(うおおおお…!奮い立て!俺!)』






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Rei@すいオレ,(プロフ) - こ…更新停止中?!?!続きめっちゃ気になります……頑張ってください!!でも絶対に無理はしないでください!! (2019年8月16日 12時) (レス) id: f1f3cb152e (このIDを非表示/違反報告)
水餅(プロフ) - 、さん» コメントありがとうございます!更新頑張ります!! (2019年8月8日 8時) (レス) id: 09171dabd4 (このIDを非表示/違反報告)
- 続きが気になる小説ですね!!更新頑張ってください!! (2019年8月7日 22時) (レス) id: 277d330b38 (このIDを非表示/違反報告)
水餅(プロフ) - まーねーさん» 日本のどこにいても、ということはいつでも見てくれるのですね!コメントありがとうございます!!(土下座) (2019年8月7日 18時) (レス) id: 09171dabd4 (このIDを非表示/違反報告)
まーねー - ああ〜^早く続きが見たいんじゃあ〜^ あ、どうも、頑張って下さいね。日本のどこにいても応援してるゾ(青春風 (2019年8月7日 18時) (レス) id: 038c401b6a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:水餅 | 作成日時:2019年8月6日 10時

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