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「では朔間累さん。入っていいですよ」
『…はい』
相変わらず面倒な手続を終えてゲーム片手に悪魔の巣窟へ入った
出来るだけ前を見ずに顔見知りと出会わないように顔が見えないように
必死に下を向いて生徒会室へ
てか真緒と一緒に向かったらいいのでは…？と一瞬迷ったがそれは自 殺行為だ…
『(教室の前で待ってたら俺目立つだろ…)』
血迷った行動はするな。朔間累。
ちゃんとこの脳みそを有効活用せねば悪魔に襲われる(顔見知りがいたらすぐに逃げるが)
ん…？これはフラグというのが立ったのか…？いや立ってないなきっと___
「お、累」
『(はいフラグ回収)』
「ん？サリ〜の友達？」
「B組か。俺たちと同じクラスではないし」
「衣更くん顔が広いんだね」
しかも一軍男子引き連れてくるな真緒。
やはり真緒の周りには危険が多いな…なんで話しかけたんだよ
そこは知らない他人のフリがヲタクの常識だろ
「やっほやっほ☆サリ〜のお友達？俺は明星スバル！君は？」
『(いきなり距離詰めすぎだろ…)』
「おい明星、いきなり距離を詰めすぎだ。彼が驚くだろう？」
『(委員長キャラかよ…つーか本当に俺を囲むな)』
ワイワイと…真緒と友人とだけでこんなにも人は集まるのか…
いや…中学の時もそうだった記憶があるな。
フードの隙間から周りを見ると美形が四つ
一軍男子は初対面ではキツイぞ
「あ、おい。コイツ人見知りだからさあんまグイグイ行くと」
「ねえねえ！君はなんて名前？」
『(明星スバルが一番危険だなよし脱出だ)』
一瞬で悟った俺は真緒に「あとで」と口パクで伝えると
あとは体に任せて思い切りダッシュした
「うわぁ！？」
「！」
どうやら奴らはびっくりしていたらしく
追いかけては来ない、よしさすが俺の脚。ナイスだ
「さ…サリ〜…あの人すごい脚速いね！」
「あ…ああ…俺の幼馴染みで累って言うんだ」
「なんか朔間先輩に似てたね…僕、一瞬そうかと思っちゃったよ」
「確かに朔間先輩に似ていたな…兄弟か何かか？」
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名無し - とても面白いです！！続き待ってます！！！ (2020年3月24日 16時) (
レス) id: f24b08b83b (このIDを非表示/違反報告)
キノ - とても面白かったです！ 更新楽しみにしてます！！ (2019年9月18日 20時) (レス) id: 8fe8c8a0b5 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - リアルがご多忙と存じます。短い間でしたが素敵な作品をありがとうございました。 (2019年9月5日 21時) (レス) id: 4e31eec717 (このIDを非表示/違反報告)
水餅(プロフ) - あーたん♪さん» ありがとうございます！最近もう一個の小説書いててこっちがサボり気味なので頑張ります！ (2019年8月9日 18時) (レス) id: 09171dabd4 (このIDを非表示/違反報告)
あーたん♪(プロフ) - 初コメ失礼します！そしてお気に入り1000人おめでとうございます！これからも無理のない程度で頑張ってください！ (2019年8月9日 16時) (レス) id: a89e74ee99 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水餅 | 作成日時：2019年7月31日 18時
