あの緑間先輩に大親友ができたようです。 ページ5
「初めましてー！真ちゃんの大親友の、高尾和成でーす！君がキセキの全員を落としたマネちゃん？」
「落としてはいませんが帝光時代の後輩の佐藤 Aです。秀徳のレギュラーさんですよね」
「そうそう、俺のこと知ってんの？やっば嬉しいんだけど！俺ずっと会いたかったんだよね。LINEやってる？交換しよ」
「えっと、はい」
高校生になったら本格的にバスケにのめり込むつもりな私にとって、バスケ関係の人脈が増える事は願ってもない話だ。
しかも強豪校のレギュラー、そして緑間先輩の相棒なら尚更。
さっと携帯を取り出すと、高尾先輩の頭がスパァン！と叩かれた。
「いって！なんだよ真ちゃん！？」
「なんだよはこっちのセリフだ高尾！中学生をナンパするのはやめるのだよ！」
「素直に『俺の好きな子にちょっかい出すんじゃないのだよ』って言えっての…って痛いってば！！」
「黙れ！！」
「もー、連絡先くらいいいだろ別に。ほい、交換っと」
ピロリン♪
高尾先輩の連絡先をゲットした。
「おい緑間、そいつの事見張っとけよ」
「当たり前なのだよ。ありえないが、もし不足の事態が起きれば赤司がなんとかしてくれるだろう」
「何それ怖いんだけど！」
ギャーギャー！
盛り上がる３人。
その場に座っている事に飽きたらしいテツヤ二号を抱き上げる。
瞬間、緑間先輩と高尾先輩が勢いよくこちらに顔を向けた。
すっかり忘れていたが、二号くんの事を誠凛の皆さんや他校の皆さんは全力で探していたらしい。
あまりに二号くんが青峰先輩に懐きすぎていて迷子という事を忘れていた。
直ちにテツヤ二号捜索隊の皆さんに頭を下げ、それから何故か誠凛、海常、青峰先輩、桃井先輩、桜井先輩という謎のメンバーで花火を見る事に。
緑間先輩達は「面倒な予感しかしないのだよ」と言って去って行った。
次々と打ち上がる、色とりどりの花火。
そういえば、こんなに大人数で花火を見るのは初めてだな。
なんて表情には出さず感動していた私に、桃井先輩は諦めたように微笑む。
「Aちゃん。女子がお祭りでTシャツ短パンにサンダル、そして荷物はビニール袋…っていうのはどうかと思う。コンビニ帰りの寝起きの人みたい」
私のお祭りは、先輩からの辛辣なダメ出しで幕を閉じた。
街でナンパをされまして。→←ゲームもどちらかというとやる方です。
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塩おにぎり(プロフ) - 面白くて好きです！！更新待ってます❣️ (2022年7月2日 21時) (
レス) @page12 id: 75433748f1 (このIDを非表示/違反報告)
光華(プロフ) - 好きです！ラノベも黒バスもテツ君も好きです！更新して下されば幸いです？！ (2021年5月16日 12時) (レス) id: a571740452 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のんびりん | 作成日時：2020年10月1日 16時
