ただいま! ページ22
痛い!
終わってから痛い。
足を見たら小枝が刺さっていた。
そりゃ痛いわ。
鋼を選び、隊服を支給してもらった。
ズボンは、ピタッとしてて、
上は、太ももの真ん中辺りまである。
あと少し、あと少しで師範の元に帰れる。
師範...。みんな...。
体調崩すのは後ででいい。
とにかく走れ。
早く、早く!
ガラララッ
『ただいま戻りま』ガバッ
『へ...。』
(師範)「よく帰った...。よく帰って来た。」
『うわぁぁぁぁぁん!怖かったです!気持ち悪かったんです!゚(゚`ω´ ゚)゚ピェー』
(師範)「うん...。うん。」
師範は、話を沢山聞いてくれた。
鬼がキモすぎて、吐きそうだった事。
助けた子が、七日目の朝、誰もいなかった事。
自分以外に、二人の子が生き残った事。
[フンフンッ!]
もちろん、みんなも喜んでくれた。
その日は沢山話した。
美味しいご飯もいっぱい食べた。
〜十一日後〜
トントントン
『はい。どちらさ...。ヒィッ...。』
「驚かせてしまってすまんの、お嬢さん。
わしは、鉄珍と言うものじゃ。」
(口調迷子です。すいません…。(。_。 (゚ㅂ゚ ))
『あ、刀...。』
(師範)「!鉄珍殿。御無沙汰しておりまする。この度は、誠にありがとうございます。」
「うむ。」
鉄珍様は、「刀鍛冶の里」という所の長で、偉い人らしい。
一番技術が優れていて、造ってもらえる人は少ないんだとか。(勝手な解釈です!)
「二刀流は、久しぶりじゃな!
ほれ!抜いてみ。持った人によって、刀の色が変わるのじゃ。」
どんな、色だろ。
カチャ
『あれ?出てきません...。』
「ハッハッハ、外に出るとしよう。思い切り、振ってみなさい。」
カチャ...ブンッ
『( ˙꒳˙ )ファ』
(師範)「初めて見たな。」
「美しい色じゃな!硝子細工のようだ。」
まず初めに、下から黒、その上は緑色に。
今度は、上から硝子の様に、透明になっている
さらに刃は、牙の如く、尖ってギザギザしてる
「その刀の鋼は、あの台に置いてあった物の中で一番純度が高い。刃こぼれ、刃が折れるような事は無いに等しいだろう。」
刀の造りはこうだ。
鞘から出しても出てこない。
振ると出てくる。
刃渡りは、六尺を超える。
鍔の下に付いてる金具を止めると刀の長さを、
止められる。
刀は何か物に当たると巻き付く。ペシィって感じ
それまでは硬い。
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黒孤 - この作品面白いですね!!狼と夢主ちゃんは一緒に行動しないんですか?僕一緒行動すると思ってました。更新頑張ってください!! (2019年10月17日 21時) (レス) id: d64dd6f51c (このIDを非表示/違反報告)
banana(プロフ) - 皆様!読んで下さり、誠にありがとうございます!感想を見てニヤニヤしているキモい作者ですが、これからも頑張りますので、宜しく御願いします! (2019年10月16日 15時) (レス) id: d3e0ea658a (このIDを非表示/違反報告)
狂狐(プロフ) - 今日見つけたんすけど一瞬にしてこの作品に惚れました!文才なととても凄いと思います!更新頑張ってください!応援して (2019年10月14日 13時) (レス) id: 8ba41bb7e5 (このIDを非表示/違反報告)
麻里 - これ、好き。更新、頑張って下さい (2019年10月6日 18時) (レス) id: c144890f71 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬。 - めちゃくちゃ面白いです!更新頑張って下さい。 (2019年10月4日 14時) (レス) id: 954f1fe671 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:banana | 作成日時:2019年9月8日 16時