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※ 続きです
ふっかと分かれて、家に帰り着いた
Aもう家いるから
SHOTA今から行く
ほんの数秒で返信が返ってくる
ふつかの言った通り、あいつがもし俺に気があったら
1人になると変なことを考えてしまう
悶々とした頭を振り払うために風呂場へ向かった
風呂から上がると、リビングのソファに誰かが座っている
『お前合鍵返せよ』
? 「いいじゃん減るもんじゃない」
森本慎太郎
入社日が同じで、入所日からの仲である
森 「誰か来んの?」
『なんで?』
森 「勘」
一緒にいる時間が多いと、怖い
だけど、心の中では助かったと安心してしまう
2人にならなくて済む
『翔太来るよ』
森 「あー、まじ?帰ろっかな」
『は?飯食ってけば?』
簡単に焼き飯でも作ろうと、冷凍しておいたご飯を出す
そして、片手には缶ビール
ピンポーン
『慎、出て』
森 「はーい、どーぞー」
『誰?』
森 「しょっぴー!」
焼き飯を3つの皿につぎわけ
テーブルに置く
冷蔵庫からは缶ビールをもう一本
『ビール?』
森 「うん、1本だけ」
ガチャ
渡 「鍵空いてたよ?」
森 「しょっぴー!」
渡 「やっぱり慎太郎だったか」
翔太にはお茶を出す
渡 「焼き飯?美味しそう」
『黒蝶お手製です』
いただきまーす!と慎太郎の大きな声でみんな食べ始める
滝沢歌舞伎を見に行きたいだの、今度ドライブ行こうだの、慎太郎が会話を回す
喋り飽きたのか静かになったリビング
森 「俺、帰るわ〜」
『鍵置いてけ』
森 「またの機会に!じゃーね」
結局いつもと同じパターン
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作者名:りあ | 作成日時:2019年8月29日 12時