可愛いのは？ 3 ページ37
「え、あそれは／／／」
「え？うそなの？」
目がウルウル潤。
「嘘じゃない！！潤は可愛いよ！！」
「フフ」
松本は嬉しそうに笑いながら櫻井に抱きついた。
「あの子、怖い。」
「ふふ、小悪魔ですね。」
「でも、あのギャップがたまんないよね〜」
「え？」
「もしかして相葉さん本気で？」
「どうかな〜」
相葉がニヤリと笑った。
「翔君、新たなライバル現る？の巻き」
「次回こうご期待！！」
「そんなんねぇよ！！」
櫻井は焦ったように叫んだ。
「そんな焦んなくても冗談ですよ。ね？相葉さん。」
「クフフ」
相葉は意味深に櫻井を見つめた。
「相葉・・・」
「はい、おわり〜帰りますよ。」
二宮は不穏になろうとしている空気を察知してか明るい声で言った。
「ふふ、帰ろ〜」
大野も空気を読んでかのほほんと帰りをほだした。
「翔君帰ろう？」
松本は櫻井の腕を取って嬉しそうに言った。
「お、おう。」
櫻井は相葉と一発触発だったが松本の声で落ち着いたようだ。
「じゃあお先〜」
櫻井と松本は仲良く帰っていった。
「相葉さん？」
「ん〜？」
「・・・本気なんですか？」
「どっちだと思う？」
「まぁどっちでも構いませんけど本気だったら諦めてくださいね。」
「なんで？」
「勝ち目ないですから。」
「わかんないじゃん。俺だって松潤とは長い付き合いなんだから。」
「長い付き合いなら分かるでしょ。潤君が翔さんにしかあんな笑顔見せないことぐらい。」
「・・・。」
「私、こんなことで嵐が解散の危機とか嫌ですから。」
「こんなことって・・・」
「私、相葉さん好きですよ。」
「え？」
「だから応援したいとも思いますけど、それ以上に潤君のことが好きなんです。
だから潤君を困らせるようなことはしないでください。」
「なんだよ〜。ちょっとときめいちゃったじゃんか。」
「私がそういった意味で好きなのはこの人だけですから。」
そう言って二宮は大野を指差した。
「はいはい。もういいよ。俺も誰か探そう。」
相葉はやれやれといった感じで楽屋から帰っていった。
「はぁ〜相葉さん結構本気だったんですね。」
「ふふ。いっつもまつもっさんの隣にいて好きになるなって言うほうが難しいよね。」
「まぁそうですね。私は相葉さんには悪いですけどこの方がよかったと思ってます。」
「おいらもそう思うよ。」
「・・・ホント？」
「ふふ、ホント。」
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作者名：リア | 作成日時：2014年4月17日 0時
