彼女が出来ない理由 ２ ページ21
モデルズのデート当日
「ごめん、ちょっと遅くなちゃった！！」
「いいよいいよ。」
「ホントごめん！！洋服で迷っちゃってさ〜これどう？」
「すげぇ・・・」
「やっぱ変？」
「いや、松潤がそういう系着てくるとは思ってなかったから・・・」
めっちゃ可愛い！！あ〜今すぐギューってしたい！！
「ふふ、今日は相葉君とだから少し可愛い系にしてみたの。」
松本は照れながらはにかんだ。
「似合ってる！！凄い可愛い！！」
「そう？良かった・・・じゃあ行こっか？」
「うん！！」
そして目的地まで一緒に歩き出した。
「ここなんだけど。」
「いい感じのお店じゃん。」
「やっぱそう思うよね。」
相葉も気に入ってくれた様子で嬉しそうな松本。
「これなんか相葉君に似合いそう。」
そう言って相葉に持ってきたのは緑の小さなネックレス。トップは十字架にリングが
掛かってるデザインになっている。
「そう？」
「うん。すげぇ似合う！！」
「じゃあ買おうかな？」
「気に入ってくれたんなら俺が買うよ。今日付き合ってくれたお礼。」
「いや、悪いって。自分で買うから！」
「・・・そうだよね。男からネックレスなんてプレゼントされてもキモイよね。」
松本は少し悲しそうに苦笑した。
「ち、違うよ！！すげぇ嬉しいけど今日は俺も楽しみにしてたんだし
付き合ったお礼なんてホント悪いって！！」
「・・・楽しみにしてくれたんだ・・・ふふ、じゃあ今日の記念にプレゼントするから。それなら
いいでしょ？」
「うん。」
思わずうんって言っちゃったけど今日の記念って何の？
「じゃあ買ってくる〜」
「は〜い。・・・なんだ紫の色違いもあるじゃん。」
「・・・買って来たよ〜ってあれ？」
相葉君何処行ったのかな？
「ごめん。トイレ行ってた〜」
「突然いなくなるからビックリした。」
「ごめんごめん。トイレ混んでてさ。」
「そうだったんだ。じゃあ今からどうする？用が無いならどっか食べ行く？」
「そうしよっか。何処行く？何食べたい？」
「う〜ん・・・結構がっつり食べたいかも。」
「「じゃあ、焼肉にする？」」
「ふふ、言うと思った。」
「どうして分かったの？」
「そりゃ分かるよ。どれだけ一緒にいると思ってんの？」
「だよね〜じゃあ行こっか。」
なんかそういうのってうれしいよね〜自分を理解してくれてるっていうかさ。
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作者名：リア | 作成日時：2014年4月17日 0時
