朝日奈家の姉妹はシスコンです【BROTHERSCONFLICT】 (ページ14)

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第１３話だよ!!ｂｙ弥ページ14

とうとう夏休みだー!!
終業式はつらかった…ハゲ(校長)の話が長くて…

そして今、私はキョーダイたちとともに、離島に立っていた
浜辺のそばに立つおしゃれな別荘に荷物を置き、私はテラスに出た
この青い海や白い砂浜が朝日奈家のものだなんて信じられない！

折織「どう？気に入った？」

『はい、とても！』

いお兄は乙女ゲーにでてくるキャラみたいなんだよね…
王子様みたいで何をしても完璧で、でもそういうキャラに限って一番危ないんだよな
心に傷を負っていて…

心の傷……私だって負っているのに………

折織「どうかした？」

『ううん、なんでもない！いお兄は海に行かないの？』

折織「僕は日焼けするとすぐ赤くなっちゃうんだよ、僕のことは気にしなくていいから行っておいで(微笑」

『…わかった！』

いお兄にそう勧められたのでいったん着替えることにした

真新しい水着に着替え、鏡の前に立つ

本当はこんなひらひらなレースがついているようなビキニを着るはずじゃなかったのに…

でも、おねえちゃんのうるうる光線にやられてしまったから仕方がない。

『おねえちゃん、まだ？』

絵麻「着替え終わったよー」

そして私たちはお互いの水着を見せ合う

か！かわいい～!! さすが私が水着を選んだだけはある!!

絵麻「…も、もう、ダメだ…」

と言うとおねえちゃんは鼻血を出してしまった

そして緊急処置が終わった後まさ兄を呼ぶかと聞いたら即断られ自室に戻ってしまった

絵麻「(だってあの可愛すぎる水着を雅臣さんが見たら…理性が……)ちゃんと上に何か着るんだよ」

という言葉を残して、、、

そしておねえちゃんの言いつけを守ってちゃんとパーカーを羽織って、まだ膨らませていない浮き輪をもって浜辺に飛び出した

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それにしてもおねえちゃんと一緒に遊べないとは！それにおねえちゃんがいないということは浮き輪膨らませてくれる人がいない!!

憂鬱だな

浜辺を見渡しながら歩いていると、木陰から出てきたすば兄と鉢合わせした

『すば兄!!ちょっといいかな？』

昴「////な、なんだよ」

『あのね、浮き輪膨らませてほしいの(。＞д＜。)』

昴「あ、ああ…////」

そうして浮き輪を膨らませてくれたすば兄は先に行くと言い残し、一目散に波打ちぎわに向かって駆け出していった。