俺らの妹 (ページ25)

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-----花垣視点

ドラケンの死は止めた
これで現代の東卍のナンバー2はドラケンのままで
稀咲がナンバー2にならない

ドラケンの死で変わったマイキーくん
稀咲を恐れて自殺したアッくん
そして巨悪化した現在の東卍に殺されたヒナ

ドラケンが生きていれば全て変わっているハズだ！！

ヒナにネックレスをプレゼントしたあと現在へタイムリープしていた

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意識が朦朧とする中兄たちの顔が薄っすら見えた

------A！！！

聞こえているよそう言いたかったけど声にできず。

検査が終わって病室に戻ると兄たちが待っていた

まだ体をうまく動かせないけど体に付いていた機械が少なくなり
点滴が２本ぶら下がっていた。

A･･･ナホヤもソウヤも目に涙を溜めて私を見ていた

『ご・・めん』

ふり絞り出たのはこの言葉だけだった

２人とも手を握ってくれてソウヤは頭を撫でてくれた

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３日後車いすでの移動が可能なくらいに回復した
顔の腫れも随分ましになった
足は切り傷が多いため包帯でまだ巻かれていた

ナホヤかソウヤかどちらかが必ず病室にいる状態が続いた

『兄ちゃんドラケンの病室いこ？』

「おぉ行こか」

ナホヤに車いすを押してもらいドラケンの病室に向かった

ノックして入るとベッドを起こしたドラケンが居た

「A大丈夫だったか？」

『お見舞い遅くなってごめんね』
『無事でよかった・・・』

「オレの方こそ行けなくて悪ぃ」
「オマエもな・・・マイキーの世話オレ一人じゃ無理だからな」

『ドラケンが刺されたって聞いてドラケンのところに行こうとしたんだ・・・
でも足が限界で立てなくてそしたら抱きかかえられて抵抗しても無理で････』

『迷惑かけてごめんなさい』

「事の発端は愛美愛主だからな」

「それに誰も迷惑だなんて思ってるやつ東卍にはいねぇよ」

「自分を責めんなよ A らしくねぇぞー」

エマ「早く入りなよマイキー」

そんな声が入口から聞こえてきた

振り返ると俯いたマイキーが立っていた

『マイキー』

マイキー「スマイリーちょっとA借りてもいい？」

ナホヤ「あぁ用済んだら病室きてくれよな」

マイキー「わかった」

『エマありがと』

エマ「いってらっしゃい♪」

『うん♪』

ナホヤ(ニヤニヤしとるワ・・・)