立花彩の片割れ part3

エピローグ ページ47

彩side

あれから1週間後、小鈴ちゃんのお母さんのお葬式も済み、藍も学校に復帰し、

普通の学校生活を送っている。


小鈴ちゃんのお父さんはあれから人が変わった様に優しくなったらしく、
逆に過保護過ぎて困ると小鈴ちゃんが苦笑いしていた。


いや、人が変わったように研究してたのが元に戻ったのか。←



彩(藍、今日kzの集合があるんだ。藍も連れてきてって言われた。
kz勧誘されるんじゃないかな。)


藍(そっか。でも、私は入らないよ。)


え？なんで？


藍(倒れたら迷惑でしょ。皆に。)


あ、そっか。


彩(分かった。)



崎｢彩ちゃん藍ちゃん、マリンちゃんに連絡取れたよ！｣



あ、そうそう、マリンと藍と小鈴ちゃんと私の4人で、どこかに遊びに行こうってなってるんだ。


それと、小鈴ちゃんはスマホを買って貰えたらしい。



彩｢良かったね！｣



小鈴ちゃんは笑顔で頷く。



崎｢うん！もうなんか、何にも計画立ててないのに楽しみ！｣



うん、私も。


そういえば、あの後マリンにやっと私と藍のこと報告したんだよね。


私もすっかり忘れてて、マリンに、


｢2週間どころか3週間立ってるぞ！
ずっと待ってたんだからな！遅い！｣


って怒鳴られた。



藍｢はいはい、2人共、3分前だよー3分前学習ー｣



藍に言われて時計を見る。


ほんとだ。



彩崎｢｢はーい｣｣



私は空いている窓から空を見る。


雲ひとつない青空、快晴だった。

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