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彩side
それから、私は電話で迎えの車を出すように頼んだ。
皆を送ってあげないと、ね。
彩「今、連絡したから、もうすぐ車来ると思う。
送るから、ちょっとまっててね。」
すると皆は焦ったように言った。
小「い、いいよ、申し訳ないし。」
黒「皆ちゃんと帰れるからさ。」
私は首を横に振り、言った。
彩「皆を巻き込んじゃったし、お礼だと思って、ね?
あ、今回の依頼、藍からだから、リサーチ料の代わりと思ってよ!
それに、今日日曜日だから、明日皆学校だよ。」
そう言うと皆揃って青くなった。
あ、因みに今10時くらいだよ。
若「やっべ、忘れてた。」
上「流石単細胞。」
若「なにおっ!アホ杉!」
七「…俺サボろっかな。」←
美「ダメでしょ。」
私は苦笑し、言った。
彩「という事で、送るから。」
皆はさっきまでの自由さはどこに行ったと言いたくなるくらいに口を揃えて言った。
若上小黒美七「「「「「「お願いします。」」」」」」
よろしい。
因みに小鈴ちゃんはこれから小鈴ちゃんのお父さんと一緒に遺体を返しに行くらしい。
小鈴ちゃんのお父さんも明日謝罪にまわるって。
そんな事を考えながら皆の会話を眺めていると、車が着いた。
車から一真兄と一颯兄が降りてくる。
なんでいつもいつもお父さんでもお母さんでも使用人さんでもなくこの2人なんだろう。←
真「彩!なんでこんな時間にこんな場所にいるんだ!」
それは…ちょっとあ色々とありまして。
颯「藍は大丈夫なの?」
大丈夫だよ。
黒木君がずっと抱えててくれたからお礼言ってとてね。←
煩い一真兄と一颯兄を(真颯「酷っ?!」)何とかなだめ、皆で車に乗り込んだ。
車がリムジンなのはもうツッコミが面倒臭いのでスルーした。←
藍が倒れるのはいつもの事(?)だし、薬も飲ませたし、この時間病院は空いていないので、
明日使用人さんに連れていってもらうことにした。
全員を送り、家に帰ると、ご飯を食べる間も無く、さっさとお風呂に入り泥のように寝た。
濃い1日だった、なぁ…
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りぃあ♪#(プロフ) - 未麗さん» わああありがとうございます!作品がまだ生きていることが嬉しいです…笑 (2022年6月20日 0時) (レス) id: f0d7ca6b29 (このIDを非表示/違反報告)
未麗 - 藍ちゃん可愛かったです。あ、あとあと作者様の想像力がすごかったです‼ (2022年3月27日 10時) (レス) @page21 id: 1aa17b468f (このIDを非表示/違反報告)
りぃあ♪# - 華菜原 舞衣さん» ありがとうございます!そうですりぃなさんです!誤字の指摘、ありがとうございます。読んでくださりありがとうございました! (2020年8月24日 16時) (レス) id: 77648adcbf (このIDを非表示/違反報告)
華菜原 舞衣 - すっごく、おもしろかったですっ!あの、かなり前のことなのですが、あなたの名前の一文字違いって、りぃなさんじゃないですか?まちがってたら、すみません。あと、パート2の、50話あたりの誤字です。気ずく→気づく、三ツ矢→三ツ谷、です。サイダーです、それじゃ (2020年8月21日 14時) (レス) id: daa172df0e (このIDを非表示/違反報告)
りぃあ♪# - 夜桜杏奈さん» ありがとう!じゃあ杏ちゃんって呼ぶね!今度杏ちゃんの作品にもお邪魔します(´˘`*)改めて、よろしくね! (2020年4月11日 21時) (レス) id: 77648adcbf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りぃあ♪# | 作成日時:2020年1月7日 20時