107 ページ20
彩side
藍は深呼吸をしてから、話し始めた。
藍「まず、魔法界には、魔物っていうのがいるの。」
あー、よくいる悪役ね。
仮面〇イダーのショ〇カーとかみたいなやつね。
あのお決まりの、「ば、化け物だー」とか言われるやつね。
て、え?魔物?←気づくの超遅い
藍「あと、私は『御婆様』の後継ぎの第1候補。彩は補欠。」
補欠って…ちょっとグサッときた←
藍「私が死んだら、彩が後継になる。」
ふむふむ…って、ちょっと待って、死ぬの?なんで?!←
藍「本当なら、彩が見つかれば、即、魔法界に住ませる予定だった。
だけど、予想より私の退院が遅れたのと、彩にはKZがあって、魔法界に連れてくのは可哀想なんじゃないかと思って、御婆様と話し合って人間界に留めるってことで合意したの。」
うん、魔法界に住むのは、ちょっと嫌かも。
藍「で、なんで魔法界に連れてく予定だったのかというと、人間界にいると、魔物がいるの。時々。」
ふーん。
藍「本当は魔法界にしかいないはずなんだけどね。どこかから逃げ出して、人間界で増えてるから、全滅させるしかないんだけど、瞬間移動使うから、難しいのが現状。」
逃げ出したって…駄目じゃん、それ。
藍「魔法界にも魔物は居るけど、魔法界では皆が勝手に倒してくれるから、魔法界の方が安全なの。
でも人間界は、魔物が出たのを感知して、倒しに行かないと行けないし、人数少ないから、ほんとに時々出てくるめっちゃ強いのに倒される可能性があるの。
最近は人間に改良されて変な魔法使うのも出てきてるし。」
それ、相当ヤバい気が…
藍「私が死ぬ分にはいいけど、彩が死ぬともしもの時に困るから、魔法界に連れてこようってなってた訳。
けど、人間界に届めることになったから、魔物の存在を教えないで、極力接触しないように、私が全部駆除するってことになってたんだ。」
そうだったんだ…
藍「で、ここからが本題なんだけど、」
え、今の、前置きだったの?!
45人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りぃあ♪#(プロフ) - 未麗さん» わああありがとうございます!作品がまだ生きていることが嬉しいです…笑 (2022年6月20日 0時) (レス) id: f0d7ca6b29 (このIDを非表示/違反報告)
未麗 - 藍ちゃん可愛かったです。あ、あとあと作者様の想像力がすごかったです‼ (2022年3月27日 10時) (レス) @page21 id: 1aa17b468f (このIDを非表示/違反報告)
りぃあ♪# - 華菜原 舞衣さん» ありがとうございます!そうですりぃなさんです!誤字の指摘、ありがとうございます。読んでくださりありがとうございました! (2020年8月24日 16時) (レス) id: 77648adcbf (このIDを非表示/違反報告)
華菜原 舞衣 - すっごく、おもしろかったですっ!あの、かなり前のことなのですが、あなたの名前の一文字違いって、りぃなさんじゃないですか?まちがってたら、すみません。あと、パート2の、50話あたりの誤字です。気ずく→気づく、三ツ矢→三ツ谷、です。サイダーです、それじゃ (2020年8月21日 14時) (レス) id: daa172df0e (このIDを非表示/違反報告)
りぃあ♪# - 夜桜杏奈さん» ありがとう!じゃあ杏ちゃんって呼ぶね!今度杏ちゃんの作品にもお邪魔します(´˘`*)改めて、よろしくね! (2020年4月11日 21時) (レス) id: 77648adcbf (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:りぃあ♪# | 作成日時:2020年1月7日 20時