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藍side

その後ごく普通に授業を終え、彩、上杉君、小塚君、私の4人で雑談をしながら談話室に向かった。



七鬼君、黒木君、若武君はもう既についていて、私達が座ってまもなく、美門君が息を切らしてやって来た。



若「諸君、揃ったな。では、kz会議を再開する。」



なんで諸君なんだろう。←



若「美門、次の質問。」



美「なんで片割れの存在を隠したの?」



あ…そんな深い意味ないんだけど…




彩「私に双子がいるってこと自体を隠しておきたかったんだ。」




あ、そうそうそれそれ←




美「なんで転校したの?転校先は?」




彩「転校先は東朋大学付属中学校。
私、最初ここを受けたんだけど、落ちちゃって。
これを機に、リベンジしようと思ったんだ。」




え、そうだったんだ。



藍「え、初耳…」




美七「「俺も初めて知った。」」




小「双子でも、知らないこととかあるんだね。」




あー、そういえば私もある。彩に隠してること。




ごめんね、でもこればっかりは言えないんだ。



彩のためだから。いつか言うからね。




美「じゃ、最後の質問。」



早くない?




美「ちょっと失礼だとは思うんだけど…

あの、なんで2人そんな急激に成績伸びたの?」





私と彩は顔を見合わせる。



そしてとうとうおかしくなって、笑いだしてしまった。




彩が目に涙を浮かべ、お腹を抱えながら口を開いた。



彩「藍が東朋受けるために、教えてくれたの。
藍は元々頭良くて、院内学級の先生のお手伝いも結構してたんだって。」



私も付け加える。



藍「まぁね。でも、彩も素質はあったの。
勉強法もそうだし、塾や学校の先生も彩の良さを引き出し切れてなかったんじゃないかな。」




上杉君がこの発言に驚いたのか、目を見開く。




上「お前、塾か学校の講師か、家庭教師になったら?」



私は、少し笑った。



藍「考えてみるよ。」




将来の夢とか、あんま考えた事ないんだよね。



彩「いいと思うよ。事実、私も教わってる時そう思ったし。」




黒木君が切り出す。




黒「じゃ、そろそろ帰ろっか。」


美「ん。久しぶりにみんなで帰ろうよ。」


若「おいっ!それはリーダーの台詞だっ!」


小「別に、誰が言ったって関係ないじゃない。」


上「さ、行こうぜ。」


七「おい、早くしないと先いくぞ。」




仲良いなぁ。



楽しそう。




でもこの後私は、みんなと帰ろうとしたことを後悔することになる。

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りぃあ♪#(プロフ) - 芽依さん» ありがとうございます!そんな風に言われたのは初めてなので嬉しいです! (2021年7月26日 20時) (レス) id: 7e6666c842 (このIDを非表示/違反報告)
芽依 - めっちゃ面白いです!今まで見てきた中で最高っす! (2021年7月26日 20時) (レス) id: 41e57318a8 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - りぃあ♪#さん» りょ! (2020年1月7日 21時) (レス) id: 70bbe6910f (このIDを非表示/違反報告)
りぃあ♪# - 彗さん» 知ってるよ〜見たよ〜(笑)じゃ取り敢えず彗って呼ぶんでよろしく←(何から目線だよ) (2020年1月7日 21時) (レス) id: 77648adcbf (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - りぃあ♪#さん» そうだよw呼び方は何でもいいよ〜彗でもKでもどちらでもいいよ!けいけいってあだ名もあるw一人称も変わった!あと名前変える時ホムペ書いたよ? (2020年1月7日 20時) (レス) id: 70bbe6910f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:りぃあ♪# | 作成日時:2019年10月26日 23時

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