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彩side

藍は少し困ったようにも、残念そうにも、なにやら考えているようにも見える、複雑な表情をしていた。


私も出来ることなら藍と話していたいけど…


あぁ、塾休みたい…

いや、ダメだよ、勉強しないと。

しかも休むんだったらお母さんに電話かけてもらわないとだけどそんなの無理だし。



すると藍が急に口を開いた。


藍「彩、塾休めない?」


おお!以心伝心だぁ!(?)


彩「休みたいなーって思ってたところなんだけど塾に親から電話しないと行けないんだよね…
勉強もしないとだし…」


藍「勉強なら教えるよ?
塾に電話か…ちょっと待ってね。」


彩「うん。ありがと。ごめんね。」


藍「いいのいいの!一応姉なんだからさ!頼ってよ!」


そういうなり藍はバックからスマホを出し、誰かと電話で交渉し始めた。


藍「もしもし、立花です。」


いいなぁ、スマホ。


誰と電話してるんだろ。



藍「はい。はい。あ!会えました!ありがとうございます!はい。あ、今日ちょっと帰り遅くなります。はい。はい、分かりました、ありがとうございます。あ、あの…お願いがあるんですけど良いですか?ありがとうございます!あの…塾に電話をかけて立花彩が塾を休むということを伝えて欲しいんですけど…え、えっと…ちょっと待ってください。」


藍は一旦スマホを耳から外す。


藍「彩が通ってる塾って、なんて塾?」


そっか、そういえば言ってなかった。←


彩「秀明ゼミナールってとこだよ。」


そう言うと藍は頷き、紙とペンををバックから出して(作者:いつの間に入れたの?藍:なんか入ってた。←)私に渡す。


藍「何だっけ…秀明ゼミナール?の電話番号ここに書いて。」


彩「あ、うん。」


私は秀明の電話番号を書く。


覚えといてよかったな。


そうしている間に藍は電話を再開する。


藍「お待たせしました。塾の名前は秀明ゼミナールです。電話番号は…」


そういいながら藍が私の方にスマホを持っていない方の手を出す。


私は電話番号を書き終えた紙とペンを藍に渡す。


藍「〇〇〇、〇〇〇〇、〇〇〇〇です。はい。すみません。お願いします。ありがとうございます!」


そう言って藍は電話を切り、こちらを向く。



藍「おっけ。じゃ、行こっか、彩。制服のままで大丈夫?」


彩「制服のままで大丈夫だけど…
行くって、何処に?」

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K(プロフ) - りぃあ♪#さん» どういたしまして! (2019年10月22日 20時) (レス) id: 70bbe6910f (このIDを非表示/違反報告)
りぃあ♪# - Kさん» そうなんだ!教えてくれてありがとう! (2019年10月22日 19時) (レス) id: 77648adcbf (このIDを非表示/違反報告)
K(プロフ) - りぃあ♪#さん» hitは読まれた回数だよー!(今度はちゃんとレスしたぜ!) (2019年10月22日 18時) (レス) id: 70bbe6910f (このIDを非表示/違反報告)
りぃあ♪# - Kさん» うん、私もたまにある笑 (2019年10月22日 15時) (レス) id: 77648adcbf (このIDを非表示/違反報告)
りぃあ♪# - 草刈り機大魔王さん» いいよ! (2019年10月22日 15時) (レス) id: 77648adcbf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:りぃあ♪# | 作成日時:2019年9月26日 20時

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