お願いだから、今だけ話を合わせてください【呪術廻戦】

今だけ『彼女』で ページ8

こんにちは、皆さん。最近知らない人に話しかけられることが多くて困っているAです。



今日は任務が終わったので、お土産を買おうとぶらりとショッピングモールにやってきたのですが………


「ね〜ぇ、お兄さん。私と楽しいことしない？」


たまたま会った五条と、知らない女。
あ、これはお楽しみってやつですか？空気を呼んで回り右しようとして、五条と目があった。

あ。めっちゃ笑顔〜〜。これは逃げたら私の首が飛ぶやつですね。



まぁ助けられたご恩がありますから、助けますけど。

五条、ちゃんと話し合わせろよ？


「お待たせ！悟！」


普段苗字呼びしているせいか、違和感が拭えない。それは五条も同じようで固まっていた。
五条の腕に抱きついていた女は私を見ると、バカにしたように鼻で笑ってきた。


え、なに、なんでバカにされたん？？身長か？？160cmだからってバカにしてるのか？？

お姉さんだってヒールはいてなきゃ、似たようなもんだろ！！！！


「お兄さんの彼女さん？随分お可愛いことで♡」


嫌みたっぷりに言われた気がする。あと視線が胸見てるのわかってるからな。いいか、貧乳はステータスだ。どこかの偉人も言っていただろう。


「お前と違って可愛いだろ。離せよクソビッチ」

「は……ハァ！？」


五条、それは言いすぎたと思うよ？？？
女の子は繊細なんだから、もう少しオブラートに包もう？？
女の人ガチギレしてるから。


「こんなガキ体型より私の方が楽しませることができるわよ！？」


あ？？？


「悟は幼児体型にしか興奮しないから、お姉さんじゃ無理だと思うよ」




ムカついたのでそう言えば、お姉さんは固まって五条を見た。
その顔には『ロリコンだ……』と書いてあり、ドン引きしているようだった。いや、実際には書いてないんだけど。私にはそう見えた。


その顔が滑稽で、笑わないように耐え、五条の手を握る。


「行こう、悟」

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