お願いだから、今だけ話を合わせてください【呪術廻戦】

今だけは『兄貴』で ページ6

今日は珍しく最強コンビと任務が無い日が同じだったので、遊びに行くことになった。
集合時間は午前9時だが、私は30分前行動派なので8時半には集合場所の新宿駅前に来ていた。

駅前なだけあって、人が多い多い。学生や通勤する人でごった返しだ。

やっべ〜なぁ。五条たち私のこと見つけられるかしら。





「あれ、君一人〜？」





私はナンパされる天与呪縛でもあるのか？


ここ最近こういうの多いな？？なんで？？呪い？


「いえ、待ち合わせしてるので……」

「そっか、残念。あ、連絡先交換しない？お姉さん趣味は？」



え、なにこの人。めっちゃグイグイくるじゃん。怖い、え、怖すぎる。




「俺映画見るの好きなんだよね。お姉さんは？映画見る？」

「え………あの、えと………」



なんだ、この殴りたいけど殴れない滲み出る善良感は！！！今までの奴らは殴りてぇぇぇ！と思うチンピラだったが、こいつは違う。

絶妙な距離感を保ちながら会話してくる。故に突き放しずらい！！！！
コイツは怒りよりかは恐怖対象だ。怖い、何この人。気持ち悪いの一言に限る。




「ねーねー、聞いてる？もしかして話すの苦手？メールでなら話せる？」




うがーーーーーー！！！しつこい！！！

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