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4. ページ5

___中也が構え走り出す

そこに太宰が腹に打撃を入れる


だが


中也「なんだそのパンチはァ!」



太宰「ぐァッ」



中也はものともせず太宰を殴り返す


中也「マッサージにもなりゃしねぇ

テメェの体術はポートマフィアでも中堅以下だ

Aのほうが断然強ぇ

異能無効化は厄介だか、この状況なら異能を使うまでもねぇ」


『(中也に褒められた...)』



中也「立てや、パーティはまだ始まったばかりだぜ!」



太宰「ふふ... さすがポートマフィアきっての体術使い

ガードした腕がもげるかと思ったよ」


『(寸前で腕を上げ防御した...攻撃が)』


中也「(読まれているな)」


太宰「君の手筋も間合いも動きの癖も完全に把握しているよ

でなきゃ相棒は務まらない、だろ?」



中也「はっ、だったら


この攻撃も読まれてるんだろうな!」



太宰「(速いっ)」



ドゴッ



中也「パンチってのはなァ、こうやって打つんだよ!」



ドゴォ!


太宰「ぐはァツ」



太宰を壁に押し付けナイフを突き立てる



『(先程の打撃より重く、速い)


流石です』




中也「ふっ」




満更でもなさそうだ




中也「太宰、最後に教えろ

わざと捕まったのはなぜだ?

ここで何を待っていた?」


太宰「....」



中也「フン、だんまりか」


「おい、A」



『なんでしょう』



中也「手前は何か知ってるか」



『...はい』




『恐らく』

 



『中島敦の懸賞金についての詳細を調べにきた』




太宰「!」





『違いますか?』





太宰「ふふっ流石だね、その通りだよ」



中也「敦?」



太宰「あぁ、君達がご執心の人虎さ

彼の為に70億の賞金を懸けたお大臣が誰か知りたくてね」


中也「身を危険にさらしてまで?

泣かせる話じゃねぇか

まぁ、結果がこの様じゃな」


中也「麒麟も老いぬれば駑馬に劣るってか...まっ運にも

見放されたってわけだ

なんせ、俺が西方の小競り合いを鎮圧して

半年ぶりに帰ったその日に捕縛されんだからな

しかも、数日前にAも帰ってきた

俺からしたら幸運だぜ」




太宰「ふっ」



中也「何がおかしい」


太宰「いいことを教えよう


明日


五大幹部会がある」
 



中也「『!』」




次回[手紙]




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00(プロフ) - オ,リ,フラ、外して下さい (2月18日 17時) (レス) id: 5b4daa91ef (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:コラル | 作成日時:2024年1月20日 22時

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