「さ」SIDE ページ12
朝
教室にはもうすでに朝霧以外全員揃っている
だがなかなかあいつが来ない
結局じゃんけんに負けた自分が呼びに行くことになった
めんどくせぇ.......
部屋のドアを乱暴に叩く
「おい朝霧、早くしろ」
『っはい....』
「早くしろっつってんだろ」
『すみませんっ』
やっと部屋から出てきた
相変わらず典型的な陰キャみたいな格好をしている
ひとつ違うのは.........少しお洒落ってとこか?
まあいいや
「遅ぇよ」
『す..すみません....』
いつもいつも遅刻して、いつもいつも同じように謝るので正直とりあえず言ってるだけなんだろう
腹立つので足早に部屋を去った
その後、軽く昼飯を済ませ、傑とポ◯キーかプリ◯ツならどっちか論争を繰り広げたが、プリ◯ツに負けた
傑がつまらなそうにしているので仕方なく山手線ゲームをする
すると何故か傑が隅っこにいる朝霧に声を掛けに行った
何話してんだ?
まあ別に俺に関係ないけど
その後満足気な傑に山手線ゲームを強制終了させられた
くっそぅ...
傑が任務に向かったので教室には朝霧と俺だけになった
てゆかあいつさっきから何やってんだ?
独り言うるせぇな..独り言レベルじゃねぇし
気付くと声をかけていた
『おーしゲームゲ「おい」!?』
『なんですか』
「うるせぇ」
『...し..失礼しましたっ部屋戻ります..っ』
もう少し何か言ってくると思ったが、あっさり引き下がられた
これはこれでつまらない気もする
「ふん」
可愛げのない奴..とつぶやきながら椅子に座った
一人になるとそれはそれで寂しい
やっぱ追い出さないほうが良かったかもな
―――――――
「さ」SIDE終わりです
硝子がすげぇ長かったですねw
夢主SIDEに戻るよ
あ、ついでにテスト中と授業中に頑張って考えた術式の解説もあるから良かったら読んで(集中しろ)
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作者名:れぞっきゅんwwww | 作成日時:2021年10月24日 10時