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Ep30 ページ13

「生きてるよ…生きてるよぉ…敦君…」
解体された後、敦君に縋り付き、云う。
「あはは…災難だったね…」
敦君が苦笑しながら云う。
本当に災難だと思っているのか!最悪なのよ!あれ!
「車はお前の弁償だからな。」
「は?」
国木田君なに云ってんの?え?弁償?嘘でしょ?
「そんな金ないよ!私!」
立ち上がり胸をばんばん叩きながら宣言する。
そうだ!金が無いんだ!
「お前がこの事件を放棄したら、だ。」
「よし鏡花ちゃん行こう今直ぐ公安に行こう。」
やっぱり国木田君は良い人だった…
よし。解決すればいいんだな!大方コナン君が犯人だろうが(絶対に違います)まぁ捜査の一つしてやろうかな!

その時。コンコン、と事務所の扉を叩く音がした。
「失礼します。」
だれだぁ?ここは教務室じゃないんだよー。
まぁ依頼人なんだろうけどさ。
「おい。お前行け。」
国木田君が私を押す。
酷い酷い、と呟きながらその声の主の元へ行く。

あっれれー見たことあるなー(棒)

「あー依頼ですか?」
私は動揺を抑えながら云う。
「いえ。私はこう言うものです。」
声の主の彼は、私に固い声でそう云い、内ポケットから身分証明書を見せた。
(わたくし)公安警察の風見と言います。」
うん。知ってた。
…嫌な予感するなぁ…
「公安警察?公安が私達になんの御用でしょうか?」
出来るだけ平静を装い、営業スマイルを向ける。
だが、彼は私全力の営業スマイルに靡くこともせず、ただ淡々と云ったのだ。

「此処に、与謝野晶子と言う社員はいらっしゃるでしょうか。」

〜〜〜〜
悪意じゃないの!あのね!私女医さん愛してるんだけどさ!
鏡花ちゃんと女医さんか考えててさ!友達が年齢的に女医さんだろって!
ごめんね!愛してるよ!
(作者の心の叫び)

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藍梨(プロフ) - とても面白いですね! (2021年8月12日 19時) (レス) id: 42bd1ecc91 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:鈴愛(れいあ) | 作成日時:2018年5月20日 18時

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