【イナイレ】凍てつく常闇の氷姫α1 (ページ36)

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常闇３４ページ36

試合のホイッスルがなり先行の雷門が攻めだした。

レーゼ｢さて、少しは楽しませてくれるのかな？｣

雪雫｢(…頑張れ、皆)｣

染岡｢見せてやるぜ、パワーアップした俺達の力を！｣

染岡は突っ立ってるレーゼを抜き去るがパンドラ達に挟み撃ちにされボールを奪われる

パンドラはレーゼにボールを渡し、ディアムは雷門陣に向かって加速する。レーゼはディアムの位置までボールを蹴るが土門がカットした。

レーゼ｢ほう、少しはできるようになったようだな。｣

雷門イレブンは段々ジェミニストームのスピードに慣れてきて彼らと互角に戦えている。
必殺技やショートパスで前線にいる染岡にボールを渡した

染岡｢ドラゴンクラッシュ！｣

ゴルレオ｢ブラックホール！｣

染岡「くそ！」

円堂「惜しいぞ！その調子でどんどん食らいついて行け！」

ゴルレオの必殺技は染岡のシュートの威力を殺してしまい先取点とはいかなかった。
まだ少しスピードが足りないけど、前回と比べると進化してる。

でも

心の中では負けて欲しくないと思ってる自分がいるんだよな…

ボールを持ったレーゼがトップスピードで雷門陣に上がってくるも
吹雪のディフェンス技でボールを奪いとる。ジェミニにシュートを打たせない。
皆吹雪をディフェンスにした意味を理解したみたいだ。

でもね、白恋中の鼻水君。

井の中の蛙大海を知らず。

彼のスピードには誰だってかなわないとか。

そんなのありえないよ。

現にここにいるんだよ。それに

エイリア学園には複数のチームが存在する。
ジェミニストームに勝てたとしても、その上にまだ4つ。
マスターランクと戦う時が来ればきっと彼のスピードは足元にも及ばない。

このことを知ったら、皆どんな反応するんだろう。

私の口からは言わないけどね。ここでばらす様なことすれば全部パァだもん。

レーゼ「我々のスピードに慣れてきたか。最低限の学習能力は持っていたようだな。

だが、ここまでだ！」

今までにない行動パターンで雷門の翻弄しレーゼがアストロブレイクを放った。
戝前と壁山のダブルディフェンスと円堂の爆裂パンチで対抗したが先制点を取られた。

その時前半が終了した。今のところ負けてはいるが大差ではない。前回に比べるとかなり良くなっている。
これならいけると少しながら思った。

その時私は理解してなかった。というより気づけなかった。

『雷門の勝利』の意味を。

研崎のあの言葉の意味を。