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「なあ、バイトって何時に終わるの？」
服を着ているAにエースは声をかける。
ズボンだけ履いた状態のエースは、ベッドに座って靴下を履くAを後ろから抱きしめていた。
Aが後ろのファスナーを上げたくても、エースがピッタリとくっついているので上げられずにいた。
『20時くらいかな。どうしたの？』
「迎えに行く。ホントは行かせたくないんだけど」
『あっ…もう、エース…んっ』
「んー？ オレのっていうシルシつけないとね。いつどこで誰がA狙ってるかわかんないし」
エースはちゅっ、と背中に吸い付いて痕をつけていく。
エースが吸い付く度にくすぐったいようでAは胸に回るエースの腕をぎゅっと握っていた。
「ん、もっとつけたいけどこれ以上遅くなったら怒られそうだし行くか」
エースは背中から顔を離してAの服のファスナーを上げる。
服を素早く着るとAをまたお姫様抱っこで抱え上げて、今度こそ鏡舎まで向かうのだった。
.
「うわ、すっご。水族館にいるみたいじゃん」
『オクタヴィネルの寮は海の中にあるんだよ。すごく綺麗だよね』
モストロ・ラウンジへの帰り道。
初めてオクタヴィネル寮に足を踏み入れたエースは辺りを見渡していた。
Aを抱き上げたまま海底トンネルを歩いていく。
もうすぐモストロ・ラウンジに到着する、といったところで壁を背に預けこちらを見ている1人の生徒がいた。
彼は優雅な足取りでこちらへとやってくる。
「やぁ、夢の姫君とムシュー・ハート」
『夢の姫、君？ ムシュー・ハート……？』
「ああ！ 夢の姫君！ どれだけキミに会いたくて焦がれていたことか！そんなキミに今、ここで会えるなんて私は幸運だ」
Aの前に跪くと手をとり口を寄せようとする生徒。
エースがそんなことを許すはずもなく身体をずらし、手を離させる。
Aはというと生徒の雰囲気に圧倒されていた。
「ルーク先輩なんの用っすか」
「おっと、挨拶もさせてくれないなんてプリンセスの騎士は手強いね。ところでプリンセス。キミの探し物はこれかな？」
『あっ、それは！』
生徒がAに差し出したのは落とした片方の靴だった。
Aの反応を見て満足そうに生徒は微笑む。
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ここ(プロフ) - 星猫さん» 星猫さんの謝罪、受け取りました。 (2021年4月17日 13時) (
レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - ここさん» 私の自業自得で貴方にも迷惑させて、誠に申し訳ありません。頑張って下さいね。 (2021年4月17日 9時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
とんどん - ここさん» 遅れてすみません、、いえ、伝わりました！ありがとうございます、！ (2021年4月7日 22時) (レス) id: 52e7dcc672 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - どんとんさん» CSSを配布されている方のページに分かりやすい説明も載っているのでそちらも参考にされてみてくださいね^ ^私の説明は分かりづらいと評判でして(^_^;) (2021年4月6日 22時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
どんとん - ここさん» ありがとうございます、！やってみます、、！ (2021年4月6日 22時) (レス) id: 521a74f5be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ここ
| 作成日時：2020年11月26日 9時
