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◇
時刻は朝の5時。
Aはエースの腕の中で幸せそうに眠っていた。
突然ギュインギュイン、とエースの頭に生えているイソギンチャクが動き始める。
「いたたたたっ！！ なにっ！？ なにこれ！？」
『エースっ！？』
イソギンチャクはどこかへエースを連れていこうとしているようでエースの頭を引っ張っている。
抵抗するエースだがその力の強さに負け、またAを連れて行こうとしたのだが、今のAの姿に絡めていた腕を離した。
何故ならばAは素肌の上にエースのTシャツを着ているだけ。
もし自分が連れていかれるのがアズールたちの元ならこんな姿のAを連れてはいけない。
『エースっ！』
「いだだだだっ、くそっ、わかったから引っ張んなって！ A、またあとでなっ」
エースへと手を伸ばすAだったが、エースはその手を取らずに連れていかれてしまった。
◇◆◇◆
『……ということがあってエース連れて行かれちゃったの』
「それは、なんというか……」
「そんなもんあいつの自業自得だろ。お前が気にすることねぇよ。アズールの授業は音楽だったな、講堂に行くぞ」
Aたちはアズールの行動を監視するべく学園長公認の元、授業をサボって講堂に向かっていた。
講堂に着いた3人は静かに扉を開き中を覗くと、ジャミルが歌い終わりタイミングが良いことに次はアズールが歌うようだ。
「ラ〜ラララ〜ララララ〜♪」
「……アイツ、やたら歌がうめぇな」
『うん、凄く上手だね』
「ふむふむ、歌唱力ありと……」
2限目は動物言語学。
2年C組の教室の扉から中を覗く。
そこにはトレインの猫、ルチウスと会話するアズールがいた。
「オ"アァ〜〜、オ"ァッ。ブナッ。フシャルル！」
「オ"アァ〜〜……ホワッ」
「うんうん、なるほど。ルチウスさんが言うには、トレイン先生が前回オヤツを与えてくれたのは3時間前です」
「さすがだなアーシェングロット。正解だ」
「動物言語を理解できるだけでなく、自分でしゃべることができるのか」
『ルチウスとお話してる……いいなぁ』
「成績も良し……と」
.
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ここ(プロフ) - 星猫さん» 星猫さんの謝罪、受け取りました。 (2021年4月17日 13時) (
レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - ここさん» 私の自業自得で貴方にも迷惑させて、誠に申し訳ありません。頑張って下さいね。 (2021年4月17日 9時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
とんどん - ここさん» 遅れてすみません、、いえ、伝わりました！ありがとうございます、！ (2021年4月7日 22時) (レス) id: 52e7dcc672 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - どんとんさん» CSSを配布されている方のページに分かりやすい説明も載っているのでそちらも参考にされてみてくださいね^ ^私の説明は分かりづらいと評判でして(^_^;) (2021年4月6日 22時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
どんとん - ここさん» ありがとうございます、！やってみます、、！ (2021年4月6日 22時) (レス) id: 521a74f5be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ここ
| 作成日時：2020年11月26日 9時
