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◇
巻き込まれたAはエースに抱き込まれたまま移動していた。
『えっと……どこに行ってるんだろうね』
「わっかんねー。頭引っ張られてめっちゃ痛いんだけど！」
「この方向は……鏡舎か？」
「頭がもげそうなんだゾ〜！！」
イソギンチャクに引こずられたままメインストリートを移動するエースたちはどうやら鏡舎に向かっているようだ。
エースたちの先を同じように引こずられている生徒たちはオクタヴィネルの鏡へ吸い込まれていく。
エースに抱きしめられたままのAも見慣れた海中にあるオクタヴィネル寮に飛び込んだ。
オクタヴィネルまでやってくると、イソギンチャクを頭に生やした生徒たちがモストロ・ラウンジに集められていた。
エースたちもラウンジに着いたところでようやく頭のイソギンチャクの動きが止まる。
「あれー、なんでAがいんの？」
「おや。イソギンチャクも生えていないのにどうしてでしょう」
『フロイド、ジェイド？』
イソギンチャク集団の中からAを見つけたフロイドとジェイドが段差の上からこちらに目を配らせる。
Aを胸に抱いているエースを見るとジェイドは納得したように笑みを深めた。
「なるほど。エースさんに道連れにされたということですか」
『ジェイド、どうしてみんなの頭にイソギンチャクが……？ それになんで、ここに集められてるの？』
「ふふ、そのことについてはもうすぐアズールからご説明がありますよ」
『説明……？』
Aが聞き返し、ジェイドが笑みを深めると明るい店内の照明が落とされていき、辺りは暗闇に包まれる。
ラウンジの水槽で泳ぐ魚たちが不気味にこちらを見ているようでAはエースの胸にしがみついた。
「なに、怖いの？」
『だって、急に暗くなるから……』
「……可愛い。何が起きるかわかんないからオレから離れんなよ」
『うん』
Aを強く抱きしめ完全に2人の世界に入っているエースにデュースは「僕たちもいるんだが」なんて思いながらも周囲を警戒する。
するとパッとスポットライトが点き、天井から照らすその先にはアズールが立っていた。
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ここ(プロフ) - 星猫さん» 星猫さんの謝罪、受け取りました。 (2021年4月17日 13時) (
レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - ここさん» 私の自業自得で貴方にも迷惑させて、誠に申し訳ありません。頑張って下さいね。 (2021年4月17日 9時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
とんどん - ここさん» 遅れてすみません、、いえ、伝わりました！ありがとうございます、！ (2021年4月7日 22時) (レス) id: 52e7dcc672 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - どんとんさん» CSSを配布されている方のページに分かりやすい説明も載っているのでそちらも参考にされてみてくださいね^ ^私の説明は分かりづらいと評判でして(^_^;) (2021年4月6日 22時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
どんとん - ここさん» ありがとうございます、！やってみます、、！ (2021年4月6日 22時) (レス) id: 521a74f5be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ここ
| 作成日時：2020年11月26日 9時
