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「わ、わわ…A…？」
『はい、Aですよ、リドル先輩』
Aが微笑みながら手を握り返すとリドルの目に涙が出て溢れてきた。
「ボク…本当はマロンタルトが食べたかった」
「へ？」
「薔薇は白だっていいし、フラミンゴもピンクでいい。お茶に入れるのは角砂糖より蜂蜜が好きだし、レモンティーよりミルクティーが好きだ…」
『リドル先輩…』
「みんなと食後のおしゃべりだってしたい……ずっと、もっとトレイたちと、遊びたかった……う、うう……わぁあああん！」
大声で泣きだすリドルにAは抱きしめて背を撫でる。
リドルもAの背に手を回して強く抱きしめたまま泣き続ける。
「うっそ……あのリドルくんがギャン泣きしてる…」
「おいこら！ 泣けば許されると思うなよ！ Aから離れろ！」
「お前もたいがい空気読まないな……」
「俺も悪かった。お前が苦しんでいるの知ってたのにずっと見ないふりをしてた」
「うっうっ、うう……」
「だから今日は言うよ。リドル、お前のやり方は間違ってた。だからちゃんと謝るんだ」
Aの肩に顔を埋めていたリドルが顔をあげる。
エースたちの方を向くと涙を浮かべたまま謝罪を口にする。
「……うっ、ぐす…ごめんなさい……ごめんなさい……っ！」
「オレ、寮長が今までの行動を謝ってくれたら言おうと思ってたことがあるんスけど…」
エースは大きく息を吸い込んで、思いっきり吐きながら
「ゴメンの一言で済むわけねーだろ！ 絶ッッ対許してやらねー！！！」
と叫んだ。
「え〜っ！？ この空気でそれ言う！？」
「ったりめーだ！ こっちは散々コケにされたわけだし？ せっかく苦労して作ってた手作りマロンタルトを捨てられたわけだし？ Aを泣かせやがって！ 涙ながらに謝られたくらいじゃ許せねーなあ」
「コイツ…オレ様より根に持つタイプなんだゾ」
「そんな…じゃあどうすれば…」
「……オレ、しばらくは誕生日じゃないんだよね」
「は？お前なにを言って…」
周りが驚いている中、Aはエースがなにを言うのかなんとなくわかった気がしていた。
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ここ(プロフ) - 星猫さん» 星猫さんの謝罪、受け取りました。 (2021年4月17日 13時) (
レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - ここさん» 私の自業自得で貴方にも迷惑させて、誠に申し訳ありません。頑張って下さいね。 (2021年4月17日 9時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
とんどん - ここさん» 遅れてすみません、、いえ、伝わりました！ありがとうございます、！ (2021年4月7日 22時) (レス) id: 52e7dcc672 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - どんとんさん» CSSを配布されている方のページに分かりやすい説明も載っているのでそちらも参考にされてみてくださいね^ ^私の説明は分かりづらいと評判でして(^_^;) (2021年4月6日 22時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
どんとん - ここさん» ありがとうございます、！やってみます、、！ (2021年4月6日 22時) (レス) id: 521a74f5be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ここ
| 作成日時：2020年11月26日 9時
