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◇
あっという間に1限目が終わり、Aが教科書を片付けていると隣に座っていたエースがずいっと距離を詰めた。
「じゃあどういうことか話してもらおうか」
『ちょ、エース近いよ…。えーと、おばあちゃんが関わってることなんだけどね…』
「ああ、なんとなくわかったわ。またばーちゃん絡みかよ」
Aが祖母の名前を出すだけでエースは全てを察する。
彼女が小さい頃から祖母のサプライズにより振り回されているのをエースは知っていた。
納得したエースはこの状況に実は喜んでいた。
これまで女子校だったAと同じ学校に通えるようになり、組も一緒。
「まあそういうことなら仕方ないか。あ、でも連絡返さなかったことはまだ許してないからな」
『えー、それはごめんって。昨日は色々あってスマホ見れてなくて…ね、どうしたら許してくれる？』
「ゔっ…(なにその可愛い聞き方、反則だろ)」
Aの首傾げる動作にエースは胸を打たれる。
その光景を見た数人も流れ弾が当たったように胸を打ち抜かれていた。
「んー、そうだな…じゃあ罰としてこれからの授業はずっと隣に座ること！これでどう？」
『それって罰になるの？？もちろんいいよ』
「じゃあ決まりな！あとキスしていい？」
『えっ、………ひ、人前じゃ恥ずかしいよ』
「なら人がいなかったらいいってこと？」
『それは…………うん』
「っし、じゃあ後でな！早速だけど教科書見せてよ。オレ忘れちゃってさ」
『初日から忘れたの？もう、仕方ないなぁ』
幼なじみの機嫌が直って一安心のAは笑いながら教科書を机に広げた。
その幼なじみの鞄の中には忘れたと言っていた教科書が入っていることを知らずに。
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ここ(プロフ) - 星猫さん» 星猫さんありがとうございます^_^ (2020年11月24日 17時) (
レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 続編おめでとうございます。 (2020年11月24日 13時) (レス) id: 7d3fe1e696 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - ミリアさん» ミリアさんお誘いありがとうございます^_^合作のお話、すみません、お断りさせてください。今何本も掛け持ちしている状態でして、どれかが終わるまでは合作などを考えていないのです。お誘いくださって本当に嬉しかったです、ありがとうございました…！ (2020年11月1日 18時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - あの、一緒に合作しませんか？ (2020年11月1日 18時) (レス) id: e8a27bc902 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - いちごミルクさん» いちごミルクさんコメントありがとうございます！素敵と言ってもらえて嬉しいです！ (2020年10月28日 21時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ここ
| 作成日時：2020年10月17日 23時
