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◇
Aはエースに言われるとおりに身体の向きを変えて膝を立てる。
少しだけエースを見下ろすような体勢だ。
エースがAの頭の後ろに手を回したと思うと、Aの唇をエースの唇が塞いだ。
『んっ……』
「この体勢ならキス出来るんじゃね？と思ったら大正解だったわ」
『も、もうっ。こんなとこでダメだよ……』
「オレ昨日からずっと、おあずけされてんだけど。今朝だってちゅーしてくれなかったし？こんなんじゃ足りない」
『エース、待ってここ外っ……んぅ、ぁ……』
エースの肩を押すも力に敵うはずもなく、そのまま頭の後ろを押さえられ激しいキスをされる。
しっかりと腰にも手が回されていて、逃げられそうにもない。
エースはキスをしながら薄らと目を開けてAを見る。
そこにはギュッと目を瞑り必死にエースのキスを受け入れるAがいた。
「(可愛い……もっと苛めたくなる)」
エースの加虐心に火がついてしまった。
Aが解放されたのは数秒後なのか数分後なのか。
とても長く思える時間だった。
『ふぁっ………』
「っはあ………ごちそーさん」
『な、長すぎだよ……』
「オレはまだ足んないんだけど」
『ひぇっ』
自分の唇をペロッと舐めながら言うエースにAは小さく悲鳴をあげた。
「おーい、バケツあったか…………ってなにをしているんだ！？」
「なにって………ナニしてたと思う？」
「そ、それよりもバケツやトングはあったのか？」
『うん、人数分借りてるよ。ほら、エース立って！ユウくんたちのところ行こう』
「しゃーねぇなあ。あ、A」
『なに？』
バケツを持ってくれたデュースの後を追おうとしたAの腕をエースは掴み、Aの耳元に顔を近づけて甘く囁く。
「続きはまた今度な」
『っ………。エースのばかっ』
Aは顔を真っ赤にしてエースから逃げていく。
『(エースと一緒にいたらどうにかなっちゃう……)』
しばらくエースと2人になるのは避けよう、Aはそう思った。
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ここ(プロフ) - 星猫さん» 星猫さんありがとうございます^_^ (2020年11月24日 17時) (
レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 続編おめでとうございます。 (2020年11月24日 13時) (レス) id: 7d3fe1e696 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - ミリアさん» ミリアさんお誘いありがとうございます^_^合作のお話、すみません、お断りさせてください。今何本も掛け持ちしている状態でして、どれかが終わるまでは合作などを考えていないのです。お誘いくださって本当に嬉しかったです、ありがとうございました…！ (2020年11月1日 18時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - あの、一緒に合作しませんか？ (2020年11月1日 18時) (レス) id: e8a27bc902 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - いちごミルクさん» いちごミルクさんコメントありがとうございます！素敵と言ってもらえて嬉しいです！ (2020年10月28日 21時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ここ
| 作成日時：2020年10月17日 23時
