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◆
エースの身体が震えてる。
「やっと、話してくれた。遅いんだよ、お前は。いっつも限界まで自分でなんとかしようとすんだから」
『エース……ごめんねっ……気付いてくれて、ありがとう』
「何年幼馴染みやってると思ってんの。Aの下手な嘘くらいすぐわかるし。もう全部話せよ」
『……うん』
私は話した。
ユウくんと学園長先生にしか伝えていなかった前世の記憶があるということ。
みんなは前世のことを信じてくれた。
私が冗談でもそんな嘘はつかないからって、私のことを信じてくれた。
数日前に前世の私の夢を見てから身体に異変が起き始めたこと。
これまでに失われたものは、味覚・痛覚……そしておそらく
「睡眠、か」
『はい』
「なんだよその前世のAってヤツ！ なんでAに呪いなんてかけてんだよ！！」
「いくら同じAだとしてもしていいことと、悪いことがある。これは決して許されないことだ」
『あの子は、長い時間をずっと1人であそこにいたんだと思います。その間、私を見ていたって言ってました。だから……私だけが幸せなのが許せなかったし、耐えられなかったんだと思います』
「それでも今のAちゃんの人生はAちゃんのものだよ。羨ましいからって呪いなんてかけたらだめだよね」
「ダイヤモンド先輩の言う通りだ。Aは何も悪いことはしていない。これからも、Aのやりたい通りにやればいいんだ」
私のやりたいこと。
またみんなと一緒に美味しいものを食べて美味しいって心から言いたい。
暑い日はみんなで暑いねって言いながらアイスを食べたい。
寒い日は寒いねって言ってみんなでこたつに入りたい。
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ここ(プロフ) - 監督生さん» 監督生さん、こちらも読んでくださったんですね…！ありがとうございます！この作品は気持ちを込めて書いた作品なので、読んでくださった監督生さんに伝わって嬉しいです。ありがとうございます！ (2021年6月29日 21時) (
レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
監督生 - すごく感情がものすごく感じます お疲れ様です！ (2021年6月29日 20時) (レス) id: c9903e0c6f (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - 翡翠さん» 最高の褒め言葉をありがとうございます…っ！オバブロするお話はかなり時間がかかりそうですので、どうか気長にお待ちください^ ^ (2021年6月22日 19時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠 - オバブロする話、出来たらみますね！涙線ゆるゆるになったのはここ様の作品が素敵だったからですので、ここ様が謝らないでください！(一応、私なりの褒め言葉なんです…！) (2021年6月22日 17時) (レス) id: 985c3b27ad (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - 翡翠さん» 夢主ちゃんがオバブロするお話、実は書きたいなと思っていましたのでこれを機にお話を考えてみますね^ ^書けましたら短編集の方で公開しますので、読んでいただけますと嬉しいです^ ^ (2021年6月18日 21時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ここ
| 作成日時：2020年12月13日 21時
